大阪府・吉村知事が定例会見9月16日(全文3)インフルとコロナが両方はやる想定で
今後の新型コロナ対策は
毎日新聞:毎日新聞の芝村です。あしたまた新型コロナ対策会議を開かれると思いますが、先ほど感染は収束の状況で、でも唾液が飛び交う飲食店は少人数でというところであると思うんですが、今後の対策は何か考えてらっしゃることがあれば教えてください。 吉村:これはあす本部会議を開きますので、あす議論して方向性を決めていきたいと思います。現状、陽性者自身が緩やかですけど右肩下がりで抑え込めてきてる状況なので、何か新しく強いお願いを府民の皆さんにするということはないだろうと。感染症対策を、今取っているのを徹底してお願いしますということになるだろうとは思います。 それからもう1つ、やっぱり議題として検討したいのは、これから秋冬に向けてインフルエンザがはやってくるシーズンには必ずなりますから、インフルエンザがはやってくるシーズンに対しての検査体制であったり、どういう体制がふさわしいのかという、そういった論点整理、結論をあした出すことはないと思いますが、論点整理はしていきたいなというふうに思っています。 毎日新聞:ありがとうございます。 吉村:これもいろいろ報道されてて、コロナ対策を取ったら実はインフルもはやらないんじゃないかっていう報道もあるし、実際、南半球なんかでは普段のインフルのときより圧倒的に少ないという報道もあります。で、今、日本の報道でも9月の現時点でのインフルの感染者数というのは、例年と比べたらものすごく少ないという報道もあるので、ひょっとしたら僕が考えているのは杞憂に終わるかも分かりません。みんながコロナ対策をこうやって、みんなマスクをまた、特に夏は結構きつかったけど、冬になったら別にマスクを皆さんするでしょうし、もともと日本人ってマスクをすることにあまり抵抗はないですから、欧米と違って。欧米はマスクをすることにものすごく抵抗感を感じますけど、僕らはもともと全然マスクすること自体、抵抗を感じないし。今となっては、サービス業の人がマスクしてても失礼だとか思う人もほとんどいないような状況だし、むしろ奨励をしてますんで、そういった意味では僕のインフルとコロナが両方はやるっていうのは杞憂に終わるかも分かりませんが。 ただやはり想定はすべきなので、両方がはやることに備えての対策というのは検討したい。特に検査体制についてどうあるべきなのかっていうのはしっかり今のうちに詰めておきたいと思います。 司会:ほかにご質問、どうぞ。