大阪府・吉村知事が定例会見9月16日(全文4完)菅総理誕生は大阪にとってプラス
大阪府の吉村洋文知事は16日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「吉村大阪府知事「飲食店応援キャンペーン事業始める」(2020年9月16日)」に対応しております。 【動画】吉村大阪府知事「飲食店応援キャンペーン事業始める」 ◇ ◇
数値基準は今もつくる必要があるという思いか
日本経済新聞:なかなか状況が変わる中で、普遍的な基準をつくるのって難しいかとは思うんですけれども、数値基準をつくることの必要性というのは、今も変わらず当初と同じ思いでしょうか。 吉村:それは思っています。数値基準をつくることによって、今どういう状況にあるのかっていうのを府民の皆さんと共有する、まさにきっかけになると思っています。それを分かりやすく色で伝えることで府民の皆さんと共有できると思っています。 今回も7月の12日に黄色の信号をつけましたけども、通天閣の黄色に協力もいただきましたけど、あれがつくことによって皆さんやっぱりちょっとこれは抑えよう、という気持ちは確実に芽生えたと思いますしね。現に7月の中下旬ぐらいでこれは、感染っていうのはピークを迎えたとありますから、そういった意味ではやはりみんなが知ってるシンボルマークで、今、コロナの状況はどういうものなのかっていうのを分かりやすく共有するものとしては、これからも信号というのは重視したいと思います。 オーストリアかどこか、国を挙げてこの信号で色で伝えるというのは初めてだという報道も聞きましたけれども、世界で見てもそういう国もあるし、僕自身もこれはやっぱり、役所の中だけで細かい数字を出して完結させるんじゃなくて、その評価としてわれわれは今こう考えていますっていうのを、府民の皆さんにできるだけ分かりやすく伝える、信号でお伝えをするっていうのは続けようと思います。 ただ、おっしゃるとおり第1波を経験して、第2波も経験した上で、じゃあ情報の共有の、警戒してください、ここはある意味抑えられているので社会経済どんどんやってください、もうちょっと申し訳ないですけどここは止めますと、黄色、緑、赤がきちっとより実態に合うような基準というのを、第2波を経験した上でもう少し考えていきたいなと。 第2波の入り口部分で、ともして効果はあったと思っていますし、そういった意味ではなかなか100点満点の未知のウイルスとの戦いなんで難しいですけど、その存在意義としては僕は非常に重要だと思っています。 日本経済新聞:ありがとうございます。 司会:ほかにご質問ございますか。どうぞ。