大阪府・吉村知事が定例会見9月16日(全文2)万博相に省庁横断的な役割を期待
大阪府の吉村洋文知事は16日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「吉村大阪府知事「飲食店応援キャンペーン事業始める」(2020年9月16日)」に対応しております。 【動画】吉村大阪府知事「飲食店応援キャンペーン事業始める」 ◇ ◇
国は地元が動きやすくなる対策を
吉村:そういった、本当に、これはまさに新卒ですから、新しい学生さんであったり、これから社会に出ようという人たちも大きな影響を受けている。そして現在仕事をされている方も大きな影響を受けている。ここをなんとか、やっぱり消費が増えない限りはなかなか難しいですから、そこを戻していくと、感染症対策を取りながら戻していくということが重要であろうと思っています。 今回の「少人数で飲食店応援キャンペーン」もまさにその1つであります。このマークを付けてても感染症対策をやっていないところがあるんじゃないかという指摘もやっぱりありますから、今回は班体制をきっちりつくって、現実の見回りをしながら、これは単に見回りをして何か間違ったところを追及するとかじゃなくて、きちんとこんなやり方で感染症対策取れますよっていうことを個店ごとにどんどん情報提供していきながら、そういった感染症対策を取る店を増やしていくと、実効性のある措置を取れる店を増やしていくということをやりながら、なんとかコロナに対応しつつ、社会が成り立つような、そんな努力をわれわれ地元ではしていきますし、国においては例えば特措法の改正であったり、地元が動きやすくなるような、そんな対策をぜひ取ってもらいたいと、こう思います。
新たに万博相が設置されるが
読売新聞:菅政権では、新たに万博相が置かれまして、大阪・関西万博に向けて政府を挙げ取り組む意思の表れだと思うんですけれども、それについてはいかがですか。 吉村:まず新たに万博の担当大臣というものが決まりました。これはやはり、もともと予定はされていましたが、国として万博をしっかりと進めていくという意思の表れだというふうに思っていますし、われわれもそれに非常に期待をしています。 それぞれ万博を実行していこうと思えば、いろんな規制緩和であったり、いろんな省庁との連携であったり、あるいは世界に対する働き掛けというのは、まだまだなすべき仕事があります。それを万博新担当大臣にはぜひ実行していただきたいと思います。 それから地元の、われわれは地元開催自治体ですから、できるだけ早く万博担当大臣ともお会いをして、相互に情報共有をしながら、国全体として万博が成功するように、そして大阪、日本の成長に資することができるように万博担当大臣と協力しながら、僕自身も松井市長も地元としても、そして関西経済界の皆さんも一緒になって成功させたいと思います。万博はもともとオリンピックと違って国が主催の事業ですから、そういった意味ではぜひリーダーシップを執って進めてもらいたいと思います。 読売新聞:ありがとうございます。 司会:次のご質問お願いします。