W杯カタール大会を経験したのは10人のみ ヤマル、フェルミン・ロペスら将来性抜群のスペイン代表に再び黄金期はくるか
将来性抜群のチームに
開幕前の段階では優勝候補に挙げられているわけではないが、スペイン代表は今回のEURO2024でも要注目のチームの1つだ。 スペイン『as』が注目するのは、2022年のワールドカップ・カタール大会からガラリと変わったメンバー構成だ。カタール大会のチームも若かったが、今大会はさらにフレッシュな選手が入ってきている。 ビジャレアルMFアレックス・バエナ(22)、バルセロナMFフェルミン・ロペス(21)、FWラミン・ヤマル(16)らがそうで、候補メンバーの段階ではバルセロナDFパウ・クバルシ(17)もいた。スペインの世代交代はまだまだ継続中で、将来が楽しみなチーム構成だ。 同メディアは、カタール大会を経験した選手が10人しかメンバーに入っていない点に注目している。カタール大会を経験しているのはGKウナイ・シモン、ダビド・ラヤ、DFダニエル・カルバハル、アイメリク・ラポルト、MFロドリ、ペドリ、FWフェラン・トーレス、ダニ・オルモ、ニコ・ウィリアムズ、アルバロ・モラタのみ。 MFセルヒオ・ブスケッツ、DFジョルディ・アルバは代表を退いており、スペインはまさに新時代へ突入している。 このチームはまだ完成されたわけではなく、2026年のワールドカップ、EURO2028のことまで見据えたチームと言える。今大会ではイタリア、クロアチア、アルバニアと同じ死のグループに入っているが、フレッシュな若手たちは何を見せてくれるのか。
構成/ザ・ワールド編集部