警視庁公認! 知ってて良かった「防災グッズ」に今すぐ食品用ラップを加えたくなる意外な活用法とは
切りかけの野菜や食べきれなかった惣菜などの保存に便利な「食品用ラップ」。生活するうえでは欠かせない生活必需品ですよね。じつはキッチンアイテムとしてだけではなく、防災や掃除にも活躍できることをご存じでしょうか。覚えておけばどれも日常で使える技ばかり。そこで今回は、ラップの色々な活用法をご紹介していきます。 【写真】防災対策にもなる食用品ラップの活用方法をチェックする(全6枚)
警視庁公認! ラップが万能アイテムに早変わり?
まずは警視庁警備部災害対策課の公式Xでも紹介されていた、「ラップが頑丈な紐になる」という裏技から見ていきましょう。作り方はとても簡単で、ラップを必要な長さにカットして捻じっていくだけ。 すると新聞紙を縛るビニール紐のような見た目になります。1本だけでも洗濯紐として使用できるくらい丈夫ですが、紐をまとめて三つ編みにすれば特殊救助隊員が引っ張りあってもちぎれないほど強度がUP。たっぷり水が入ったバケツも持ち上げることが可能です。 他にも切れた靴ひもの補強や開いた袋の口を閉じる時など、ラップ製の紐は様々な状況で活躍してくれます。アウトドア・災害時に使える万能アイテムとして、ぜひ活用してみてください。
掃除のプロも使ってる!? ラップの驚くべき使い方とは
次に紹介するのは、掃除のプロも推奨する「ラップをお掃除アイテムとして使う」方法です。手のひらサイズになるようクシャクシャと丸めれば、ラップがスポンジの代替品に大変身。ラップは水を含むと柔らかくなり、ほどよく空気を含むためしっかり泡立ってくれます。 簡易スポンジはカレーやミートソースに使った鍋の洗浄や排水口の掃除など、「使い捨てアイテム」としておすすめ。できるだけ荷物を減らしたいキャンプ時や手元にスポンジがない災害時にも、簡易スポンジのテクニックを覚えておけば安心ですね。 コンロ周りの焦げつきやシンクの水垢汚れ、お風呂場の鏡のウロコ取りにもラップを活用してみましょう。まず汚れを落としたい場所にクレンザーやクエン酸を吹きかけ、ラップで覆って少し時間を置きます。あとはラップを丸めて汚れを擦るだけ。洗剤がしっかり浸透して、気持ちが良いくらいスルッと汚れを落とすことができます。
もしもの時の防寒アイテムとしても大活躍!
さらに意外な活用法として、ラップは体に巻きつけることで防寒アイテムに早変わり。キャンプに来たものの薄着でどうしても寒い場合、服の上からラップを巻くだけで保温効果を高めてくれます。 ただし肌に直接ラップを巻きつけると、汗がこもってしまい蒸れてしまうので注意しましょう。ラップを使って長時間にわたって防寒したい場合は、新聞紙をラップの下に巻くか、肌着の上から巻くのがおすすめです。ラップはほとんどの家庭で常備されているアイテム。様々な場面で活用できるように、少し多めにストックしておくといいかもしれませんね。
野中陽平