名古屋市長選、立候補予定3氏が討論会(全文1)トリエンナーレの問題を場外へ持ち出した
後出しじゃんけんではないか
横井:私は冒頭に展示内容については不愉快ですということは申し上げました。それから大村知事のところに行きまして、こういった展示内容はやるべきではないと、直接、私は知事に会いにいって言いにいっています。また再開するときにもできれば再開してほしくないということも私は言いにいっているし、名古屋市を訴えるべきではないということも1時間、大村知事に直接、私は訴えにいっております。ですから、何もしとらんだろうっていうんだったらそれは河村市長が何も大村知事に言ってないわけであって、私は直接足を運んで行っております。 それから河村市長さんはこのトリエンナーレの実行委員会が4回行われているんですね。その展示をやる前に。4回とも彼は行ってないんですよ。全部代理。代理で全部休んでおいてそのときに議論をいろいろなされているのに、あとになってから言ったらそれは後出しじゃんけんというんではないかと私は思っています。 加藤:尾形さん、ちょっと待ってくださいね。尾形さん、今の展示内容についてどう思うかというところについて? 尾形:違う。 加藤:ではない。では一言どうぞ。短くお願いします。 尾形:私がリコール署名運動を悪かったと言ったわけではないんです、河村さん。リコール署名運動は正当な民主主義の手続きですし、これは重要な手続きです。それを8割以上が不正だと。大切な民主主義の手続きがじゅうりんされたわけです。8割ですよ。それを知らずに応援団長として前に出ておられた。これを知らなかったからしょうがないというのではなくて、団長という立場であれば大事な民主主義の手続きが不正にまみれたという責任をお取りになるべきだというふうに私は思います。
逃げてることはまったくありません
加藤:気付かなかったことについては申し訳ないというのは先ほど河村さんの発言の中にあったので、ここはかみ合っているんだと思いますね。河村さん、一言だけいただきましょう。横井さんは説明から逃げているというご指摘がありました。それから尾形さんからは応援団長であっても市長さんはネームバリューがあるから影響が大なのだと。この責任があるはずだとおっしゃいました。この2点について河村さん、短くお願いします。 河村:逃げてることはまったくありません。もう二十数人になりますけどヒアリングをしまして、お金の流れだけ若干分からんけど、あとはほとんど分かっております。1人の方の名前が出れば、これ、冤罪でもいけませんので、そこのところは若干慎重にしとるだけで構造は分かっております。それから市長はなんだった。市長がこういうことをやることは。 加藤:応援団。応援団だけど影響力が大きいと。 河村:いやいや、それだったら選挙のときに応援団をやるじゃないですか、みんな。リコールのときはやっちゃいけないという理由はないですよ、それは。それと現実に分かってきましたけど、河村ないし河村陣営に分からないようにやっていこうというふうに事務局が決めてやっとったんです、これ実は。犯罪ってそういうもんなんです。隠してやるんです。だからそれでも分かると言われれば僕も力がなかったというのか、情けにゃあというのか。本当に情けにゃあってそれは謝ってます。しかし本当に分からんですよ。犯罪というのは隠してやりますから。ということです。 加藤:この問題はこの辺りでやめようと思いますけれども、時として応援団長であると、時として主導者でないと。この使い分けが微妙な感じもしますけど、河村さん、一言いただきます。 河村:それは応援団長と僕は応援団と本当は言っとったんだけど、高須さんが団長いうもんでそれは違うというのも感じ悪いで、まあええわということだけど、応援するときは徹底にしますよ、それは。こんな展示を、天皇陛下を燃やすようなのに公共事業でやる。これで何遍話し合おういっても乗ってこないと。代理がいかんってほとんど県がやっとったんだから、これは。【うちのほうは 00:22:34】みんなちゃんと出てます、これは。直前に分かったんです、これ。ということと、が、どっちだっけ。応援団長のほう? で、主体性というのは普通は組織的なことも全部知ってるから会計処理も知っとる人を、その人を、どう言うんですか、主体的にやっとるいう人であって、それは私は知りません。そういう立場にはありませんでした、これは。 【書き起こし】名古屋市長選、立候補予定3氏が討論会 全文2へ続く