大阪府・吉村知事が定例会見5月18日(全文4)旅行需要が下がる時期だからこそ再開すべき
オミクロンの状況を見ると必要な臨時施設
ですので、そういった方で、どうしても行き先に困ってしまう方もいらっしゃいます。とりわけ、なんらかの理由で自宅におられる方とか。あるいは、治療は病院で受けたんだけど、治療を受けたあとの行き先がない方。後方支援も含めてですけど行き先がない方。そういった方が、ここでリハビリ等も受けて、治療も受けれるという施設というのは、僕はあったほうがいいと思っています。 これはじゃあやめたら、どっかが増えるのかというと増えません。なので、総論ではそんな議論はできるのかもしれませんけど、じゃあこれやめますってなったら、どっかの病床が増えるんですかっていったら、増えませんから。それでいいんですかっていうと、そうじゃないと僕は思っていますので。たとえ100%じゃないにしても、病床数がそこまで多くないにしても、やっぱり1日単位でも数人動かしていけますので、そういった意味では、本当に医療、介護を必要とされる方で行き先がない方にとっては、非常に僕は重要な施設になってくると、そう思っています。また医療部も、さまざまなところで議論をしながら、そうだという判断をして、今これをやっています。 ただ、分かりませんよ、結果論。利用率が低いじゃないかとか、また言われるかもしれませんけど、これはもう分かりません、将来のことは。あるいは非常にフル稼働するかもしれませんが。僕は今のオミクロンの状況を見ると必要な臨時の施設だし、それをやらなければゼロ、やらないことによって何か、コロナの介護度の高い方の治療が増えるかっていうと増えないので、僕はこれはやるべきだというふうに判断をしました。 毎日新聞:分かりました。ありがとうございます。 司会:そうしたら次、どうぞ。
花火大会の開催方針をどう見ているのか
朝日放送テレビ:ABCテレビの尾崎といいます。1つイベントの関連で、淀川の花火大会というのが、去年、おととしと、ずっとコロナの関連で中止になっていたんですけども、今日、例年の8月に予定どおりに開催したいというような方針が1つ出てきました。今の状況を見ますと、花火大会というのは従来であればかなりリスクの付きまとうイベントだったのかなと思うんですけども、こういうような1つの方針というのを、知事はどうご覧になりますか。 吉村:淀川の花火大会については、これはまさにその地元の方、地域の方、青年団の皆さんが主体的につくっている、民間主導でやられている花火大会で、もう本当に風物詩にもなってきているものです。ですので、そういった青年団の皆さん、また地元の皆さんが感染対策も取りながら、やはり風物詩となっている淀川花火を復活させようということであれば、僕は応援をしたいというふうに思っています。そのためにどういうサポートができるのかということも含めて、これは、淀川花火はどっちかといったら、本当に民間主体の花火大会なんですけれども、われわれとしても応援できるところは応援をしていきたい、そう思っています。 司会:MBSさん。