U-23日本代表、U-23パラグアイ戦予想スタメン全選手紹介。初陣のメンバーは?【パリ五輪】
DF:木村誠二 生年月日:2001年8月24日(22歳) 所属クラブ:サガン鳥栖 2024リーグ戦成績:13試合0得点 FC東京からサガン鳥栖にレンタル移籍中の木村誠二は、現所属チームにおいて不可欠な守備能力を見せている。データサイト『Sofa score』によれば、「1試合あたりのクリア数」と「1試合あたりのインターセプト数」でチーム内1位を記録しており、ゴール前の番人として立ちはだかっている。 16日に行われたU-23フランス代表とのテストマッチでも木村は先発起用されており、相手のOA(オーバーエイジ)枠にして経験豊富なベテランFWアレクサンダル・ラカゼットらと対峙した。押し込まれる時間が大半だったものの、木村が出場している時のU-23日本代表は失点を許していない。 U-23パラグアイ代表のCFのひとり、ケビン・パルザユクの身長は189cmと大柄である。フィジカルに特長のある選手に対しても、木村と高井の2CBならば真っ向から勝負できるだろう。
SB:関根大輝 生年月日:2002年8月11日(21歳) 所属クラブ:柏レイソル 2024リーグ戦成績:19試合0得点 AFC U-23アジアカップ カタール2024で最も印象的な活躍を見せたひとりが、柏レイソルの関根大輝だろう。GKの小久保玲央ブライアンも、同大会の準決勝・U-23イラク代表戦のあと、「俺は(MVPに)絶対関根を選びますね」と語っている。激しい上下運動に積極的な攻撃参加で、右サイドバックを主戦場とする選手は攻守にわたって存在感を放った。 Jリーグにおいても同様で、データサイト『FotMob』が示すところによると、関根は「90分あたりのクリア数」や「90分あたりのブロック数」でチーム内3位の値を記録する一方、「チャンスメイク数」においても上位に入っている。 オリンピックの舞台でも、攻守に貢献できる選手の存在は相手を問わず重要だ。加えて、グループリーグではU-23日本代表以外のすべてのチームがOA(オーバーエイジ)を採用しており、最初から厳しい戦いが想定される。ブライトンで10番を背負うフリオ・エンシソ擁するU-23パラグアイ代表もまた、もちろん攻守に警戒が必要だ。