U-23日本代表、U-23パラグアイ戦予想スタメン全選手紹介。初陣のメンバーは?【パリ五輪】
サッカーU-23日本代表は現地時間24日、パリ五輪(パリオリンピック)のグループリーグ第1節でU-23パラグアイ代表と対戦する。メダル獲得へ向けた戦いがいよいよ始まる。OAのファビアン・バルブエナらを擁する南米の強豪を相手に、U-23日本代表はどのような布陣で臨むだろうか。先発メンバーを予想する。 【画像】U-23日本代表、U-23パラグアイ戦の予想フォーメーションはこちら
GK:小久保玲央ブライアン 生年月日:2001年1月23日(23歳) 所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー) 23/24リーグ戦成績:16試合19失点(ベンフィカB) AFC U-23アジアカップ カタール2024にて、まさしく守護神と呼ぶにふさわしい活躍を見せた小久保玲央ブライアン。24/25シーズンからシント=トロイデンでプレーすることが決まっており、かねてからその将来を渇望されていた才能が、ひとつ異なる次元に移ろうとしている。 17日にU-23日本代表はテストマッチとしてU-23フランス代表と戦ったが、多くの時間を耐え忍ぶ形で終えた。ゲームは1-1のドローで決着したが、小久保をはじめとする守備陣の奮闘(と相手の決定力不足)により、チームは失点を「1」で抑えることができた。 U-23パラグアイ代表はDFのバルブエナのほか、ブライトンに所属するMFフリオ・エンシソやウォルバーハンプトンのエンソ・ゴンサレスなど、中盤にも多くのタレントを抱えている。オフェンスのクオリティが高いことを想定すると、守護神の存在はチームにポジティブな影響を与えるだろう。
DF:高井幸大 生年月日:2004年9月4日(19歳) 所属クラブ:川崎フロンターレ 2024リーグ戦成績:14試合1得点 チームの最年少プレーヤーである高井幸大は、192cmという恵まれた体躯から優れたアスリート能力と、若さに見合わぬ老獪なプレーを見せる。 AFC U-23アジアカップ カタール2024では鋭いインターセプトから攻撃へのスイッチを入れ、ボール保持時には後方からのビルドアップを的確に行った。 パス能力についてはJリーグでもすでに立証済みで、データサイト『FotMob』によると今季は「90分あたりの正確なロングボール数」においてチーム内2位を記録している。1位はMFの瀬古樹であることから、高井の展開力は中盤の選手並みであると言ってよいだろう。 U-23パラグアイ代表にはヨーロッパで活躍する選手も多く在籍しており、南米独特の足元の技術に加えて、フィジカルでも優れていることが予想される。高水準のテクニックと身体能力を備えた高井にとって、その実力を試される相手だ。