大阪府・吉村知事が定例会見9月15日(全文3)感染しない飲食の場を増やすのが府の方針
オリパラで知事が感動した場面は
ただ1つ、われわれの対策としても言えることは、第4波を踏まえた上で病床をかなり医療機関と協力して拡充したこと、これは感染者そのものの数ではありませんが、大きく影響したと思っています。というのも第4波の前の重症病床224床でしたが、今回、重症者の数っていうのは今でも270人で、250人減りましたけど、超えてます、もうすでに。だから第4波の重症病床の数だったらオーバーフローしているという状況です。600床確保しましたんで、何か救急車の行き先がないとか、自宅療養で重くなってる人がどうしても行けないとか、そんな状況にはなってないのは、これは医療従事者の皆さん、医療機関の皆さんがコロナの病床を確保していただいた、これがものすごく大きいと思っています。もちろんワクチンが一番大きいんですけどね。これは全国に見ても。 ただ、大阪だけの事情を見ると、そこの病床を確保できたということが、今回この大きな波をある意味なんとか乗り越えれてる一番大きな要因だと思ってますので、ここは本当に医療機関の皆さん、コロナの病床を増やしていただいた医療従事者の皆さんに感謝したいと思います。 読売新聞:あともう1点、感動大阪大賞なんですけども、今回、感動大阪大賞というのを創設されるということなんですが、今回のオリンピック。 男性:それは最初からある賞ですね。 読売新聞:すみません。今回のオリンピック・パラリンピックで知事が感動した場面であったりですとか、印象に残った場面があればお願いします。 吉村:僕自身は卓球ですかね。伊藤選手の卓球はものすごく感動しましたし、本当にほかの選手のプレーもものすごく、プレーというか、ゲームというか、真剣勝負、非常に勇気と感動を与えていただいたと思います。パラリンピックもすごい、なんか人間の可能性というか、ここまでできるんだっていうのも見せてもらいましたし、コロナ禍の中ではありますけれども、こういったスポーツ選手の皆さんの活躍で大きな勇気と力というのを与えていただいたと思っています。 この感動大阪大賞は、オリンピック・パラリンピックがある年にはこういった一定の基準で授賞させていただいていますので、今回新しく基準を作り替えたとかっていうのはないです。前回のオリンピックのときも同じように贈呈をさせていただいています。 司会:では次の方。じゃあ後ろの大阪日日さん。