大阪府「多人数」での宴会自粛呼びかけ継続
大阪府「多人数」での宴会自粛呼びかけ継続
大阪府は17日午後、第26回新型コロナウイルスの対策本部会議を開いた。会議では、前回から府民に対して多人数での飲み会や宴会の自粛を呼びかけていたが、引き続き10月9日まで呼びかけを行うことなどが決まった。 【中継録画】第26回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議と吉村知事の囲み会見
大阪府の吉村洋文知事は、会議後の囲み会見で、現在の感染状況について「7月からグッと上がってきて、8月頭でピークを迎え、なだらかながらも減少傾向を続けているという状況。直近の2週間を見れば、ほぼ横ばいの状況になっているというのが今の分析です」と述べた。
そして「この、ほぼ横ばいが続くのが、上がっていくのか、下がっていくのか注視が必要と思っている」と述べ、府民に対しては「多人数の宴会は引き続き控えていただきたいと思っています。10月9日までの20日間、状況を見極めたいと思っています」と続けた。
また、高齢者施設などでのクラスターをいかにおさえていくかが重要とも述べ「感染症対策の研修であったり、ウェブ上でもやったり、周知啓発・検査体制を強化していく」と今後の方針について話した。
報道陣からは、今回の決定についての質問があり、吉村知事は「以前は5人以上という明確な数値を決めてお願いし、8月31日の時は『5人』はやめて『多人数』の宴会はやめてくださいに変更しました。今回は現状維持なので、前回となにも変わっているところはないと考えてもらったらいいと思う」と説明。期間についても「これまで2~3週間で発表しているので、特段意味はないです」と述べた。