ガソリンがまた値上がり!? でも本格SUVに乗りたい漢に贈る、低燃費と楽しさを両立する5台
またCX-80は同社のフラッグシップだけに装備も充実している。さらに3列シートを備えるので6~7人乗ることもできるし、3列シートを倒せば荷物をたっぷり載せられる。 もっと低燃費を求める人には、小型モーターのついたマイルドハイブリッド車(XDハイブリッド)もある。こちらは4WDのみで19.1km/L! ただし、車両本体価格で約100万円高くなるのが悩ましいところか!?
武骨なSUVの代名詞Gクラスも、実はリッター10km/L超
低燃費は魅力だけど、やっぱりカクカクっとしたSUVが欲しいんだよ、という方におすすめしたいのがメルセデス・ベンツ「Gクラス(G450d)」だ。WLTCモード燃費は、同じタフギア系のトヨタランドクルーザー300(9.7km/L)や250(11.0km/L)よりも低燃費となる、13.5km/Lなのだ。 ランクル250の2.8Lディーゼルターボや300の3.3Lディーゼルターボに対して、G450dは3Lディーゼルターボを搭載。さらに小型モーターを備えたマイルドハイブリッドシステムが採用されている。 このエンジン、2024年6月までは「G400d」に搭載されていたものだが、同年7月のマイナーチェンジでG450dに進化した。しかもG400d比で+37ps/+50N・mとなる最高出力367ps/最大トルク750N・mとパワーアップしているのだ。
同時にGクラス初の音声認識機能「MBUX」を搭載するなど、細かな改良が行われ、魅力がますますアップしている。 Gクラスでリッター10km越えなんて、いいじゃん! そう思える人はディーラーに急ごう。何しろ納車待ち必須のモデルだからね。
速さも悪路も、燃費も諦めきれない人に贈るAMG
低燃費SUVでサーキットも悪路も楽しみたい! なんて欲の尽きない人には、メルセデスAMG「GLC 63 S Eパフォーマンス」をオススメしたい。 何しろ0-100km/h加速が3.5秒と、なみのスポーツカーならぶっちぎれるほど速く、ドライブモードにはサーキットを走るための「レース」モードや、雨の日等用の「スリッピー」モードまで用意されている。 一方でRAV4のようにフロントの床下が透けて見えるような機能や、車両の傾き・路面の勾配等を表示するオフロードスクリーンも装備されるから、岩場なども安心して進んで行けるオフロード性能も兼ね備える。 もちろん、その他の仕様は最新のメルセデス・ベンツゆえ、サーキットやキャンプ場へ向かう道中の快適さは言うまでもない。