ガソリンがまた値上がり!? でも本格SUVに乗りたい漢に贈る、低燃費と楽しさを両立する5台
やはり悪路に強いハイブリッドSUVは、世界のトヨタに頼りたい
燃費が良くて、悪路も厭わず遊びに行けるSUVが欲しいとなれば、やはり世界のトヨタに頼る選択は検討したい。トヨタ「RAV4」のプラグインハイブリッド(「Z」グレード)なら、WLTCモードは22.2km/Lと低燃費。全長も約4.6mと街乗りも遊びもこなせる、ちょうどいいサイズ感だ。 2.5Lエンジンにフロントとリアにモーターが備わるプラグインハイブリッドシステムは、満充電ならモーターのみで95kmも走れる。これがミソで、もし自宅に普通充電器を備えたら、毎日の通勤や買い物はほぼ電気自動車になる。 ということは、それだけ燃費が向上するわけで、使用状況によっては22.2km/Lを超える好燃費も期待できるのだ。
さらに、緻密な制御がしやすいモーターで四輪をコントロールするから、悪路走破性も高いし、フロントの床下が透けて見えるようなパノラミックビューモニターが備わるので、岩場など凹凸の激しい路面も安心して進める。オプションの1500W/100Vコンセントを備えれば、アウトドアで電子レンジさえ使えるようになる。 ほかにも、前後ドライブレコード機能付きのデジタルインナーミラーが標準装備とか、やっぱりトヨタ車って至れり尽くせりだなぁ、世界中から支持されるわけだ、って改めてわからせてくれるSUVだ。
クリーンディーゼルなら、日本にはマツダがあるじゃないか!
モーターの力を借りなくても燃費の良いエンジンと言えば、ディーゼルだ。 多くの輸入SUVにも採用されているが、ここは日本。クリーンディーゼルを10年以上前から作り続けているマツダから、最新モデルのCX-80を紹介しないわけにはいかないだろう。 燃費が良くて、トルクがあるから加速が良く、ガソリンより安い軽油を使用(ちなみに資源エネルギー庁による2024年12月18日の調査では、軽油はガソリンより約20円/Lも安い)。 そんなディーゼルエンジンが3.3Lの排気量で、4WDの、全長約5m&車両重量約2tという巨艦を16.9km/Lで走らせてくれるのだ。同じく3.3Lディーゼルを搭載するトヨタ「ランドクルーザー300」が9.7km/L(全長約5m、車両重量は約2.5t)であることを考えると、マツダの魅力を再認識できるだろう。