久保建英がビッグクラブ移籍? 地元記者「“ガールフレンド候補”がたくさん現れる」【現地発コラム】
ラフプレーやタイトなマークに苦戦も…レガネス戦で先制点の起点になった久保
レガネス戦で公式戦2試合ぶりにメンバー復帰した久保建英は、厳しいマークに遭いながらも先制点の起点となり、チームの勝利に大きく貢献した。 【実際の映像】小野伸二が驚愕「何だ、今の」…久保建英の“異次元スルーパス” 過密日程が続くなか、公式戦3連勝と勢いに乗るレアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は、12月8日にアウェーで行われたラ・リーガ第16節レガネス戦に向け、3日前の国王杯2回戦コンケンセ戦(1-0)で休養を与えた久保などの戦力を戻し、スタメンを総入れ替えした。 ほかの選手よりもリフレッシュした状態で臨んだ久保がこの日マッチアップしたのは、かつてチームメイトだったハビ・エルナンデス。彼は久保が19年8月にレアル・マドリードのBチーム、カスティージャでプレシーズンマッチデビューを飾ったアルコルコン戦で、現在トップチームの主軸であるブラジル代表FWロドリゴなどと共にスタメンに名を連ね、短期間ながらロッカールームを共有した選手である。 定位置の右ウイングでプレーした久保は序盤から積極的に仕掛け、前半14分にカットインから正確なサイドチェンジを送り、ブライス・メンデスの先制点の起点となった。それ以降、旧知の仲であることなどお構いなしのハビ・エルナンデスによるラフプレーに苦しみ、さらにダブルマークを受けながらも、クロスやドリブル突破を狙い、イエローカードも誘発した。しかし後半に入り、レガネスに主導権を握られたことで自由にやらせてもらえず、後半33分にシェラルド・ベッカーと交代した。 その後、チームはアンデル・バレネチェアとミケル・オヤルサバルが追加点。アイエン・ムニョス、マルティン・スビメンディ、セルヒオ・ゴメスが負傷交代を余儀なくされたことは気がかりであるものの3-0の快勝を収め、公式戦4連勝を達成。その間、1度も失点を許さず、開幕時からの課題だった決定力不足も徐々に解消され始めている。 この勝利によりラ・リーガ成績は7勝3分6敗となり、勝ち点を24に伸ばして暫定ながら6位に浮上。失点数わずか11でアトレティコ・マドリードと並びラ・リーガ最少失点チームとなり、自分たちの武器が堅守であることを毎試合証明している。久保はここまで、ラ・リーガ16試合(先発12試合)に出場し、3得点0アシストを記録した。