久保建英がビッグクラブ移籍? 地元記者「“ガールフレンド候補”がたくさん現れる」【現地発コラム】
レアルでは「選手たちの絶好調だった時期と重なってしまった」
今季前半戦も終わりに近づき、移籍に関する話題がちらほらと聞こえ始めているなか、ペレス記者は久保について「具体的な話については分からない」と信憑性の疑わしいスペインメディアの情報については知らない様子だったものの、来夏、大きな動きがある可能性を示唆した。 「移籍の可能性については先ほど、オンダ・マドリードの中継で『彼はヨーロッパのビッグクラブでプレーできる可能性のある選手だ』と実況したばかりだよ。もちろんレアル・ソシエダがビッグクラブじゃないという意味ではないけどね。ただシーズンが終わる頃、久保に“ガールフレンド候補”がたくさん現れるのは間違いないだろう。レアル・マドリードでプレーできなかったのは、同じポジションの素晴らしい選手たちの絶好調だった時期と重なってしまったからだと思う。その時から大きく成長した今、ヨーロッパのどのビッグクラブでも十分通用すると私は思っている」 今季は開幕直後こそ大きく躓いたソシエダだったが、今年も残すところあと3試合となるなか、ラ・リーガとヨーロッパリーグで難敵を破り、国王杯では若干苦しみながらも3回戦に駒を進めている。レギュラーの座を確固たるものにしている久保が、チームとともに今の調子を維持していき、最高の形で2024年を締めくくれることを期待したい。 [著者プロフィール] 高橋智行(たかはし・ともゆき)/茨城県出身。大学卒業後、映像関連の仕事を経て2006年にスペインへ渡り、サッカーに関する記事執筆や翻訳、スポーツ紙通信員など、スペインリーグを中心としたメディアの仕事に携わっている。
高橋智行 / Tomoyuki Takahashi