久保建英がビッグクラブ移籍? 地元記者「“ガールフレンド候補”がたくさん現れる」【現地発コラム】
レガネス戦序盤「最高の選手」 久保は「あまり見かけないタイプ」と称賛
この試合の久保のパフォーマンスに対し、クラブの地元紙の評価は大きく分かれている。「エル・ディアリオ・バスコ」紙は、「ハビ・エルナンデスにイエローカードが出なかったのは理解不能だ。久保はあらゆる角度から殴打されたが、彼がそれに動じなかったことに一番驚かされた。背後にはいつものように2人のDFがいて、常にフリーの選手がいた。それでも相手の弱いサイドにボールを運ぶという先制点のプレーの手法を完璧に身につけている」と厳しい当たりに耐えながらも、ゴールにつながるパスを出したことを称賛し、4点(最高5点)と高評価を与えた。 チームトップの5点はイゴール・スベルディア、ナイフ・アゲルド、ブライス・メンデスの3人。アレックス・レミーロ、ジョン・アランブル、ルカ・スチッチ、セルヒオ・ゴメス、オヤルサバル、バレネチェアは久保と同じだった。 もう1つの地元紙「ノティシアス・デ・ギプスコア」は久保のプレーにあまり好印象を持っていなかった。「ベストの状態ではなく、チャレンジしたものの、厳しいチャージを受けて試合から取り除かれた。それらの多くは主審にファウルを取ってもらえなかった」と、ラフプレーを受けたことがパフォーマンス低下につながったと判断し、負傷交代を余儀なくされたアイエン・ムニョスとスビメンディと並ぶ、チーム最低タイの5点(最高10点)とやや低い点数をつけた。 全国紙「AS」は最高の3点、「マルカ」紙は2点(最高3点)と、全体的に高く評価している。 試合後、マドリードの地元ラジオ局「オンダ・マドリード」でこの試合の実況を務めたビクトル・ギジェン・ペレス氏は、レガネス戦での久保のパフォーマンスをこう語ってくれた。 「特に前半は良かった。右ウイングとしてチャンスのきっかけを何度か作り、ブライス・メンデスと上手く連携していた。この2人によってレアル・ソシエダの攻撃に、より大きな流動性と多様性がもたらされた。特に最初の20~30分間、久保はこの試合で最高の選手だった」 「私にとって久保はラ・リーガの中でも印象的な選手の1人になっている。ダイナミズムにあふれ、常に動き回っている素晴らしいドリブラーだ。今日のサッカー界ではあまり見かけないタイプの選手だよ。前線のあらゆるプレーに上手く対応でき、連携プレーに優れたレアル・ソシエダのサッカーにフィットしている。さらに得点力も兼ね備えており、チームでトップ3に入る選手だと思う」