Jリーグが26-27シーズンの“秋春制”移行前に特別大会を実施! J1の優勝賞金は1.5億円、昇降格はなし
地域リーグラウンドとプレーオフラウンドで順位を決定
Jリーグは12月17日、2026年の「特別大会」の開催を発表した。 26-27シーズンから、現在の春秋制から秋春制に移行するJリーグ。25シーズン終了後に新シーズンがスタート(26年8月下旬)するまでの“空白期”に、この特別大会が行なわれる。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開! J1の20チームが参加する「J1リーグ特別大会」と、J2とJ3の40チームが参戦する「J2・J3リーグ特別大会」に分かれて開催。ともに、地域リーグラウンドとプレーオフラウンドで順位を決める。 地域リーグラウンドは、J1が地域ごとに2グループ、J2・J3が4グループに分けられたホーム&アウェー方式のリーグ戦。前後半の90分を戦って同点の場合はPK戦で勝敗を決する。勝点は、90分での勝利が3点、PK戦による勝利は2点、PK戦による敗戦は1点、90分での敗戦は0点だ。なお、延長戦は行なわれない。 プレーオフラウンドでは、ともに各グループの同順位同士でホーム&アウェー方式の2試合で最終順位を決定する。こちらは90分を戦って同点の場合は引き分けとなる一方、第2戦終了後に勝敗が決しない場合は、前後半各15分の30分間の延長戦を行ない、それでも同点の場合はPK戦に突入する。 なお「J1リーグ特別大会」の賞金は1位が1.5億円、2位が6,000万円、3位が3,000万円。「J2・J3リーグ特別大会」の賞金は1位が1,500万円、2位が750万円、3位が250万円。この大会での昇格・降格はなく、JFLとの昇降格もない。 また、26-27シーズンのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートの出場枠は、25シーズンが2つ、特別大会は1つで計3つ。25年J1の優勝チーム、26年J1特別大会の優勝チーム、25年J1の準優勝チームが出場する。 重複等によって繰り上げがある場合は、25年J1の順位から繰り上がる。なお、ACLの出場枠はAFCクラブコンペティションランキングによって変動の可能性もある。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部