2024 SUPER GT Rd.5 SUZUKA GT 300km GRAND FINAL No.36 au TOM’S GR Supra 坪井、山下組が最終戦をポールトゥウインで締め連覇達成!
その時点でトップはNo.2、2位に4番手スタートでタイヤ無交換作戦No.31、No.88、No.65が続き、チャンピオン争いが激化するままレース後半へと突入。 整理すると、このままの順位であればNo.65がタイトル獲得となるが、あとは88号車の順位がどうなるのかに注目が集まった。
31周目にNo.48 脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-Rがエンジントラブルでストップし2度目のFCYとなり解除後にタイヤの温度が下がったことで各車の走りに変化が出てきたようで、上位グループの勢力図が変わり始め、俄然面白い展開になってきた。
まずは2番手を走るタイヤ無交換作戦のNo.31に3番手リアタイヤのみ交換したNo.88が急接近。そして34周目の1コーナーでNo.88がオーバーテイクに成功し2番手に上がった。そしてトップを走るタイヤ無交換のNo.2にも一気に迫り、37周目にはトップ争いを繰り広げる。 そして38周目にNo.88はNo.2を1コーナーで抜き去り、トップに浮上した。
4位を走るNo.65は、この時点で2位以上でチェッカーを受けなければタイトルを獲得出来ないため、粘りの走りをみせていた。
トップを行くNo.88は、そのままチェッカーを受け今季4勝を飾った。2位はNo.2 muta Racing GR86 GT、3位はNo.31 apr LC500h GT、4位はNo.31の背後まで迫るも、タイトル獲得の条件の2位入賞までわずか約4秒足らずでNo.65 LEON PYRAMID AMGとなった。これでNo.88VENTENY Lamborghini GT3 小暮 卓史 / 元嶋 佑弥のタイトル獲得が決まった。
お疲れさまロニー!
ハンドルを握るとアグレッシブなロニー クインタレッリだが車を降りたところでは人への感謝を重んじる陽気なイタリアンだ。レース終了直後のインタビューでは次のように語った。「引退表明後、想像以上に心のこもった熱い声援をいただき幸せに思っています。ニスモフェスティバルでも多くのお客さんが熱い声援をくれて感動しました。ファンの皆さんにお礼が言いたいです。」
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