「爆風被害を軽減する施設を追加」小池都知事が定例会見5月27日(本文2)
ミサイル発射を念頭に今回指定したのか
NHK:先ほどの地下の施設の指定は爆風という言葉を使っていらっしゃいましたけども、これは北の相次ぐミサイル発射等を念頭に今回指定されたということなんでしょうか。 小池:そうですね。いろんなケースがあろうかと思います。危機管理というのはいろんなケースにも備えるということでございますので、これらの想定の中に爆風ということも加えたところであります。また、一方で日本のこの空気っていうのはあまり恐ろしいこと言うと巻き込まれるという、巻き込まれ恐怖症候群みたいなところがあって、安全保障上やるべきことが、それを言うとなんか思考停止に陥っちゃうみたいな、そういう傾向が非常に高いという恐れもあります。そういったことから、本当は一番危険なところについてあまり触れてこなかった、避けてきたっていうような傾向が、私はないとは言えないと思っております。今回こうやって指定をさせていただいたのも、あってはいけないことですけれども、何をするか分からないというような隣国があるならば、その想定も広げていくというリアルな判断であります。 NHK:ありがとうございます。 小池:はい。それでは、TBSの武智さん、どうぞ。 【書き起こし】小池都知事が定例会見5月27日 全文3に続く