「爆風被害を軽減する施設を追加」小池都知事が定例会見5月27日(本文2)
外国人観光客に独自検査求める考えは
朝日新聞:ありがとうございます。朝日新聞の笠原です。先ほどの幹事社さんの質問に関連するんですけれども、私からも外国人観光客の受け入れについて2点伺います。当面は行動管理しやすいように、団体ツアーのみの受け入れになるということなんですけれども、それでも98の国・地域から来る人ということになります。これについては、ワクチンを受けていなくても入国時の検査を免除するという方針です。今後、例えば都内滞在中の外国人観光客に対して、都として独自に検査を行ったりだとか、求めていくということはお考えとしてありうるでしょうか。 また、マスク着用についてなんですが、外国人観光客にも、例えば距離が取れない場合など、マスクの着用を求めるなど、マスクの着用についてはどのように考えていらっしゃるでしょうか。よろしくお願いいたします。 小池:今も試行、トライアルという形であると聞いておりますので。それらの中から出てくるさまざまな課題、これらを参考にしながら、東京としてのさまざまな準備というか、制度といいますか、検査をどうするかとか、それから飲食店などでのお食事の仕方なども含めて、マスクの活用の仕方などを含めて、分かりやすい発信も続けていく。これはもう、海外からいらした方も、それからもともと都民の皆さんについても、同じことだというふうに思います。今のトライアルの中から課題を見いだし、そして対応策を進めたいと思っております。 朝日新聞:分かりました。ありがとうございます。 小池:産経の力武さん。
一時避難施設に地下施設を指定する意義は
産経新聞:産経新聞の力武です。よろしくお願いします。冒頭、一時避難施設の指定についてお話がありました。地下鉄の駅舎などについて指定されたということですけれども、ロシアのウクライナ侵攻でも繰り返し地下施設に避難する様子などが映像で流されてきて、今、東京都として、一時避難施設として地下施設を指定する意義であるとか必要性について、あらためてお聞かせいただけますでしょうか。 小池:これまでさまざまな災害ということで、地下施設をどのような対応をするのかっていうのは課題でございますが、一方でウクライナの状況を見ておりましても、地下の施設というのをいかに有効に生かしていくかということがポイントになってくるかと思います。それから、今回の一時避難施設としての指定ということで、その中身については施設管理者、つまり地下道であるとか、それから地下鉄の駅舎というのは、東京メトロとか都営地下鉄さんが所有しておられるという中から、しっかり連携を取りながら、確実な避難先となるように工夫もしていくことが必要かと思います。 よろしいでしょうか。いいですか。それでは稲田さん、どうぞ。