「爆風被害を軽減する施設を追加」小池都知事が定例会見5月27日(本文2)
コロナ後の東京の観光ポテンシャルは?
日刊工業新聞:ありがとうございます。幹事社、日刊工業新聞、神崎です。幹事社からは1点だけ伺います。今週、世界経済フォーラムが発表した、旅行・観光開発ランキングで日本が初めて首位となりました。また、昨日は岸田首相が来月10日からの外国人観光客の受け入れ再開も表明しました。こうした動きを踏まえて、東京の観光産業の振興にどう取り組まれるのか。また、コロナ後の東京の観光のポテンシャルについて、どうご覧になっているかお聞かせください。 小池:久しぶりに世界経済フォーラムダボス会議が開かれている。私はお招きを受けているのですが、こちらの世界経済フォーラムが発表した、5月24日に発表した2021年のランキングで日本が世界1位ということで、観光の、観光産業のランキングが発表されました。観光資源や交通インフラ、治安などを総合的に比較したというものであります。 それで、言うまでもありませんけども、東京は江戸から続く伝統と最先端の文化が共存する、「Old meets New」という言葉を常に使っておりますけれども、それプラス多摩とか島嶼ってこんなに東京には自然があるのかって、知らない人には東京に島があるのよって言っただけで、みんなひっくり返ってびっくりするんですね。 などなど、東京の魅力はさまざまございますので、国際的な観光都市として常に大きな存在感とポテンシャルを持っております。コロナ禍でインバウンドをはじめとして、旅行者が大幅に減る状況が続いてきた中で、そろりではありますが、水際対策をしっかりと行いつつ、インバウンドの方々、円安という状況もありますよね。そういったところがコロナ対策をしっかりと行いながら進めていくということは大きな動きになってくることを期待したいと思います。 東京の持つ貴重な魅力と観光資源、これを将来に向けていっそう磨き上げる、そういう取り組みと、しっかり発信をしていく、そういったところで力を入れていきたいと考えております。 日刊工業新聞:ありがとうございます。幹事社からは以上です。各社の質問に移ります。ご質問のある方は挙手ボタンを押し、知事の指名を受けて発言してください。 小池:はい。朝日新聞、笠原さん、どうぞ。