【競泳】東京五輪2冠・大橋悠依 パリ五輪でも2種目出場へ「イメージしたことができる感覚」
◇競泳・第39回KONAMIオープン水泳競技大会 女子400m個人メドレー決勝(17日、東京アクアティクスセンター) 【画像】入江陵介が200m背泳ぎで5位 女子400m個人メドレーの決勝が17日に行われ、東京五輪の200m・400m個人メドレーで金メダルを獲得した大橋悠依選手が出場しました。 大橋選手は東京五輪後から指導を受ける石松正考コーチとレース前に話し、前半から攻めた泳ぎを心掛けたといい、言葉通り大橋選手らしい滑らかな余裕のある泳ぎで前半の200mをトップで折り返します。 しかし後半、平泳ぎを得意とする17歳・成田実生選手に一気に追いつかれ、先行を許す展開になってしまった大橋選手。 さらに、ラストの50mで小堀倭加選手、谷川亜華葉選手にも追い抜かれ、4分40秒53で4着となりました。 しかしレース直後、1着となった成田選手が200mの折り返しで違反があったことが判明しまさかの失格。大橋選手が3着に繰り上がりました。 「勇気を出して前半からいったら死にました」と笑いながらレースを振り返った大橋選手。来月開催されるパリ五輪選考会では、400m個人メドレーにエントリーしたことを明かしました。 200m個人メドレーのみのエントリーに絞ろうと思っていた時期もあったそうですが、選考会の日程(200m個人メドレーの決勝は最終日)と自身のメンタルを鑑みて、最終日まで代表入りが確定しないことへの怖さや不安を考え、決意したと話します。 大橋選手は、「現在はイメージしていたことがすんなりできる感覚があるので、(パリ五輪選考会までの)1か月しっかりやりたい」と意気込みました。