シーバス釣りに最適なロッドとは?考えるべき3つの要素をわかりやすく解説!!
ソルトルアーフィッシングの中でも多くの人が楽しんでいるシーバス。全国各地の様々なエリアで楽しめて、タイミングによっては驚きの大型魚が釣れる。そんな魅力的なシーバス釣りデビューに向けて、ロッドの選び方を紹介しよう。 「なるほど、そういうことか!」シーバスロッド選びの写真ギャラリー
シーバスロッドにおける「ベストな機能性」とは?
シーバスロッドにおける「ベストな機能性」とは何だろうか? フィーリングと言ってしまえばそれまでなのだが、釣り場や状況、攻めるポイントなどによっても千差万別だ。 さらに、多様化するニーズに応じてロッドのラインナップが拡充され続けるなかで、あらゆる要素が絡み合い、自分がどういうロッドが欲しいのかを見失いがちなアングラーも多いのでは? ここで、基本に立ち返ってロッドの性能を考えてみたい。そうすると、『長さ』『感度』『テーパー』の組み合わせで自分に合った1本と出会うことが重要になってくる。
セレクト基準その1:長さ
ロッドの「長さ」は重要なスペックのひとつ。シーバスロッドであるなら9ft(約2.74m)という長さがひとつの判断基準となり、そこから使う用途によってベストな長さを合わせていくのがセオリーだ。 ロッドを長くすれば遠投性能に優れる。しかし、近距離のストラクチャーをピンポイントに狙ってキャストしたり、手返しよく撃ち込んだりする釣りにとってはデメリットになりやすい。まさに一長一短というわけであるが、そこに基準を設けるとすれば「9ft」という長さになる。それより長ければ遠投性に振ったもの、短ければキャスト精度に振ったものと捉えると良いだろう。 港湾部での橋脚撃ちなど、キャスト精度と手返しが必要な場面では短めなロッドの方が有利。逆に、遠投性能が必要になる場面や、水面までの距離が長い足場の高い場所では、長いロッドのほうが良くなってくる。それぞれのシチュエーションによって使い分けるのが大事だ。初めての1本を購入する場合、自分が行こうとする釣り場がどういったところなのか。それをイメージしながらロッドの長さを選ぶと良いだろう。