観葉植物の鉢、ちゃんと選べていますか?インテリアに合うおしゃれな鉢や鉢カバーの選び方&おすすめ商品12選
2. 根が窮屈にならない深さ
観葉植物の種類によって、根の張り方に特徴が異なります。根が伸びて鉢が窮屈になってしまうと、根詰まりの原因に。 たとえば縦長の鉢に入れられてショップ並んでいる植物は、縦に根を伸ばしていく植物の生育に合わせて生産者がその鉢を選んでいます。購入したときの鉢の形やサイズを参考にしながら、植物の根が伸びるスペースが確保できる深さの鉢を選びましょう。
3. 鉢底に穴があるかどうか
観葉植物に水やりをするときは、鉢の底から水が抜けるくらい与えるのが基本。水と一緒に土のなかに空気を送り込むことで、根の窒息を防ぎます。 底穴のある「植木鉢」と、底穴のない「鉢カバー」は、お手入れの方法が異なります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、管理しやすい方で育てましょう。 ・穴ありの鉢は植物を健やかに育てたい人におすすめ 鉢底に穴の開いた「植木鉢」は、鉢に直接土や植物を入れて育てることができます。 <メリット> 通気性が高いものが多い 根に酸素が行き届きやすい <デメリット> 植え替えに手間がかかる 植え替えのタイミングが限られる 底穴の開いた植木鉢は比較的に通気性があり、植物にとって良好な環境をキープしやすいのが特徴です。水が漏れ出てフロアを汚さないように、受け皿を敷いて飾りましょう。 ただし、鉢の植え替えは、植物の負担になってしまうことも。成長の準備をはじめる春頃が植え替えの時期なので、「鉢を変えたい」と思ったタイミングで変えられないときもあるでしょう。植え替えの時期は限られますが、植物や土に触れて、自然のよさや育てる楽しみを感じることができます。
・穴ナシの鉢はコーディネートを楽しみたい人におすすめ 底穴のない鉢カバーは、観葉植物を購入したときに入れられている通称「プラ鉢」と呼ばれるプラスチックの鉢やインナーポットに植物を入れ、上からかぶせる形で使用します。 <メリット> 気軽に鉢を変えられる 室内が汚れにくい <デメリット> 水やりの方法に工夫が必要 鉢を変えるときに植え替えの必要がなく、インナーポットを取り出して気軽に鉢を変えることが可能です。インテリアや気分に合わせて、さまざまなデザインの鉢カバーにチャレンジできるでしょう。 大型の植物の場合、鉢の底に受け皿をセットします。内部に溜まった水を放置してしまうと根腐れの原因になるので、中を覗き込んで受け皿の水を確認しやすい余裕のあるサイズを選ぶのがおすすめです。小型~中型の植物であれば、鉢カバーからインナーポットごと取り出して、シンクや屋外で水やりをするのも方法の1つです。 また、植木鉢を鉢カバーとして使用すると、植物が成長したときにインナーポットから植木鉢に植え替えることができるため、同じ鉢を2段階で使用できます。