観葉植物の鉢、ちゃんと選べていますか?インテリアに合うおしゃれな鉢や鉢カバーの選び方&おすすめ商品12選
4. 好みや環境に合った素材を選ぶ
素焼きや陶器、プラスチックなど、素材の種類も豊富。見た目だけでなく、通気性や耐久性などの違いがあるため、育てやすい素材を選びましょう。 ・素焼き(テラコッタ) 焼くとガラス質になる釉薬を塗らず、比較的低温で焼き固めた素焼きの鉢。表面が多孔質になっているため、呼吸するように空気や水分を排出します。 水が染みてしまう可能性もあるため、大型の植物には鉢カバーとしての使用がおすすめ。土本来の素朴な風合いがあり、鉢を育てていくエイジングも楽しめるでしょう。 ・陶器 陶土といわれる粘土に釉薬をかけ、高温で焼いてつくられる陶器。水分が浸透しやすく、土がすぐに乾きません。 素焼きよりも丈夫で、割れにくいのが特徴。重量があるため移動が大変かもしれませんが、安定感があります。 ・金属系の鉢 アルミやステンレスなどの金属製の鉢は、インダストリアルな印象が魅力です。丈夫ですが、外気温に影響されやすいため、植物の管理に要注意。鉢カバーとしての利用がおすすめです。 ・セメント 無機質な質感でスタイリッシュな印象に。型にはめてつくられるため、デザインも豊富です。高温になりやすいため、夏場の置き場には注意します。 ・FRP(繊維強化プラスチック) FRPとは、ガラスファイバーを何層にも重ねた材質のこと。石や樹木を使っているため、本物の自然素材でつくられたような風合いに仕上げられています。 軽量で強度が高く、お手入れのしやすさも備わった鉢です。
5. インテリアに合わせた鉢のデザイン
部屋に配置された家具や壁、フロアなど、自宅にある色や質感などの要素と合わせることがインテリアに合う鉢を選ぶコツです。 ・中間色を選ぶと調和しやすい 家具やインテリア雑貨が少ない場合でも、グレーやブラウンなどの中間色を選ぶと調和しやすくなるそう。 たとえば、モダンテイストのインテリアには、シンプルでオーソドックスなデザインがおすすめ。ナチュラルテイストのインテリアには、天然素材のカゴや土っぽい質感のものなど、自然な風合いのアースカラーがなじみます。 ・卓上サイズは鉢のデザインを楽しんで 植物のサイズが大きくなるほど、インテリアや植物の個性に合う鉢選びも慎重になりますよね。 一方、卓上サイズの小型な植物なら、普段は選ばないようなユニークな鉢もチャレンジしやすいはず。遊び心のある、カラフルな鉢の注目度も高まっているのだとか。 デザインや色、柄などを自由に選んで、鉢を着せ替えるように楽しんでみてはいかがでしょうか。