子どもが塾に通いたいと言っていますが、高いので悩んでいます。ママ友に相談したら自治体が負担してくれると教えてくれました。うちも利用できますか?
支援の対象や内容は自治体ごとにさまざま
塾代や習い事代の助成制度に所得制限が設けられているかどうかは、制度によってさまざまです。例えば、大阪市では令和6年10月利用分から所得制限を撤廃し、対象となる子どもの範囲を拡大しました。 一方で「児童扶養手当を受給している世帯」「生活保護受給世帯」などの制限を設けている場合もあるため、申し込む前に要項をよく確認しましょう。 また、対象となる子どもの学年や、助成金の支給方法(教室等へ支給、クーポン、貸し付け)なども、制度ごとに異なります。利用条件に合うかどうか、事前にチェックする必要があります。
補助金を活用して子どもの体験や学びを充実させよう
子どもの塾代や習い事の費用は決して安くなく、家計にとっては大きな負担です。子どもの希望する習い事をさせてあげたいけれど、経済的に厳しいという家庭にとって、助成金の存在は大きな助けになるでしょう。 助成金の制度ごとに利用条件が異なるため、条件に合う制度を上手に活用して、子どもの体験や学びの充実に役立てましょう。 出典 総務省 小売物価統計調査年報 2023年 文部科学省 結果の概要-令和3年度子供の学習費調査 大阪市 大阪市習い事・塾代助成事業 福岡市 福岡市子ども習い事応援事業 千葉市 学習塾や習い事に通うためのクーポンを助成します!(令和6年度) 東京都福祉局 受験生チャレンジ支援貸付事業 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部