首位独走リバプールが天王山も完勝!!公式戦7連勝!! 王者マンCは泥沼4連敗で5位転落
[12.1 プレミアリーグ第13節 リバプール 2-0 マンチェスター・C] プレミアリーグは1日、第13節を各地で行い、首位のリバプールが4連覇中のマンチェスター・シティを2-0で破った。前節終了時点でリバプールが首位、マンチェスター・Cが2位につけており、天王山の位置付けで行われたビッグマッチだが、公式戦連勝を7に伸ばしたリバプールが独走態勢をキープ。一方のマンチェスター・Cはプレミアリーグ4連敗で5位に転落した。 【動画】アウェー中国戦の裏で起きていた珍事…日本代表FWがSNS上の声に反応「わざと」 試合前時点でリバプールが勝ち点31、マンチェスター・Cが同23で迎えた天王山。試合はアンフィールドの大観衆に後押しされるリバプールが立ち上がりから圧倒した。 まずは前半11分、右のショートコーナーをMFアレクシス・マック・アリスターとMFドミニク・ショボスライが細かくつなぎ、ショボスライがゴール前にクロスを送ると、これにDFフィルヒル・ファン・ダイクが反応。ファーサイドからのヘディングシュートは右ポストに弾かれたが、さっそくビッグチャンスを迎えた。 すると前半12分、リバプールが早くも試合を動かした。中盤中央に絞っていたDFトレント・アレクサンダー・アーノルドが鋭いロングフィードを右サイド裏に送り、これにFWモハメド・サラーが抜け出すと、DFマヌエル・アカンジとの対峙で鋭いクロスをゴール前に配球。これに反応したFWコーディ・ガクポがワンタッチで押し込んだ。 なおも攻めるリバプールは前半19分、マック・アリスターの右CKからファン・ダイクが強烈なヘディングシュートを狙い、惜しくもゴール右外へ。同アディショナルタイムにもマック・アリスターの右CKが相手にクリアされるも、跳ね返りからアレクサンダー・アーノルドが惜しいシュートを放つなど、攻め続けるままにハーフタイムを迎えた。 後半もリバプールの勢いは止まらず、12分にはMFベルナルド・シウバのバックパスをかっさらったサラーがゴール前に独走し、追加点のビッグチャンス。だが、GKシュテファン・オルテガとの1対1をゴール左上に大きく外してしまい、リードを広げることはできない。 それでも後半31分、今度はFWルイス・ディアスの鋭いプレッシャーでボールを奪うと、そのままエリア内まで攻め上がり、オルテガに倒されてPKを獲得。同33分、これをサラーが冷静に沈め、今度こそ2-0とした。サラーは今季11点目。得点ランキングトップのFWアーリング・ハーランド(マンチェスター・C)に1点差に迫った。 一方のマンチェスター・Cはリスクを負わずに守るリバプールを相手に決定機すら作れず、そのままタイムアップ。ジョゼップ・グアルディオラ監督の就任9年目、まさかのプレミアリーグ4連敗でアーセナル、チェルシー、ブライトンに順位で抜かれ、5位転落となった。