【ラ・リーガ開幕節まとめ】久保スタメンのソシエダは敗戦…浅野先発のマジョルカはレアルとドロー バルサは逆転で白星発進
ラ・リーガ開幕節が15日から19日にかけて行われ、全10試合が終了した。 【ハイライト】ラ・リーガ開幕節全10試合
■レアル・ソシエダ 1-2 ラージョ・バジェカーノ
日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは、ホームでラージョ・バジェカーノと対戦。開幕から右ウイングとして先発出場した久保は、鋭い仕掛けでチームのチャンスを演出する。しかし、67分にホルヘ・デ・フルートスの得点でラージョ・バジェカーノが先制に成功すると、84分には相手のミスからセルヒオ・カメージョが追加点を奪取。レアル・ソシエダは後半アディショナルタイムに1点を返したものの、2-1でラージョ・バジェカーノが勝利した。
■マジョルカ 1-1 レアル・マドリード
ラ・リーガ連覇を目指すレアル・マドリードは、アウェイで日本代表FW浅野拓磨が所属するマジョルカと対戦。今夏にキリアン・エンバペが加入した“銀河系軍団”は、13分にヴィニシウス・ジュニオールのヒールパスからロドリゴが鮮やかにネットを揺らす。右サイドハーフとして先発した浅野は、押し込まれる時間が続くなかスピードを活かしたプレーや献身性でチームに貢献。53分にはコーナーキックからマジョルカのヴェダト・ムリキが同点弾を決め、試合は1-1の引き分けに終わった。
■バレンシア 1-2 バルセロナ
新たにハンジ・フリック監督を迎え入れ覇権奪還を目論むバルセロナは、敵地でバレンシアと激突。試合は44分にディエゴ・ロペスのクロスをウーゴ・ドゥロが頭で合わせ、バレンシアが幸先よくリードを獲得する。一方のバルセロナも、前半アディショナルタイムにロベルト・レヴァンドフスキのゴールで同点に追いつき、後半開始直後にもPKから再びレヴァンドフスキが逆転弾をマーク。そのままスコアは動かず、バルセロナが2-1で逆転勝利を飾った。
■ビジャレアル 2-2 アトレティコ・マドリード
ディエゴ・シメオネ監督の下で長期政権を築くアトレティコ・マドリードは、アウェイでビジャレアルとの開幕戦に臨んだ。18分にアルノー・ダンジュマから先制点を奪われたものの、直後の20分にマルコス・ジョレンテが豪快な同点ゴールを記録。37分にはコケのオウンゴールから再度ビジャレアルに先行を許したが、前半アディショナルタイムにアレクサンダー・セルロートが古巣から同点ゴールを挙げ、2-2のまま両者1ポイントずつを分け合った。