【40代・50代、「顔ピラティス」で脱ドンヨリ顔!⑬】舌を鍛えて、にっくき二重あごにテコ入れ!
「手軽にできてフェイスまわりの悩みが解消される」と大好評、NORIKOさんの顔ピラティス。今回は二重あごも含めた、あごまわりのたるみ対策。舌の筋肉を鍛え、すっきりとしたフェイスラインをつくっていく。
骨格を整え、眉まわりの顔の左右差を整えた前回。ここで気になってくるのが、顔の下の部分。特にあごの周辺は、たるみや二重あごが年々、存在感を増してくる…。 「首のたるみ対策の顔ピラティスは、第7回の“エリマキトカゲ・エクササイズ”でもやりましたね。今回は、さらにステップアップ! 舌の筋肉を鍛えることで、あごのまわりを引き締めていきましょう」 なんと舌の筋肉が、二重あごなど、あごのたるみに関係していたとは! 「そうなんですよ。舌の骨につながる筋肉は、総称して舌骨筋(ぜっこつきん)と呼ばれます。その中でも、あごの下にある舌骨上筋群(ぜっこつじょうきんぐん)が衰えてしまうと、顔と首の境目に脂肪がたまったり、たるんだりする原因になります。今回のエクササイズもとても簡単! 舌を上→右→左→と動かすだけで、あごのまわりがすっきりとしていきます」
まず「姿勢を正す」&「頭蓋骨を整える」ところからスタート!
「エクササイズを始める前に…」とNORIKOさん。 「もうこの連載を読んでくださる方にはおなじみですよね(笑)。第8回で解説している正しい姿勢で座り、さらに第1回の、前頭骨エクササイズで頭蓋骨を引き上げておきましょう。特に今回の舌のエクササイズは、頭蓋骨の位置を正しておくのがとっても大事。実は頭の骨の位置が下がっているだけでも、どんどん二重あごやたるみができてきます。まずは前頭骨をしっかりと上げて下さいね」 準備が整ったら、舌のエクササイズをスタート!
舌を上方向へと出しながら、舌の付け根の筋肉を鍛える
1. あごを軽く上げ、目線を上方向へ向ける。 2. 舌の根元を意識しながら、舌全体を上へ巻き込むようなイメージで口から出していく。 3. 舌の先が、NORIKOさんのように上を向き、同時に舌の付け根部分にも力が入っていると感じられればOK。鏡で確認すると、二重あごでダルンとしがちなあごの下、そして首のラインが伸びているのがわかるはず。