在籍約3カ月で構想外…ソフトバンクに育成でトレード加入の元西武ドラ1左腕はチャンスつかめず 今後について「やりたいかって言われると」
ソフトバンクの育成、齊藤大将投手(29)が28日、福岡市内で戦力構想外の通告を受けた。 ■大量15人…ソフトバンクから戦力外となった選手【関連】 トレードで7月に西武から加入。齊藤は「短かったですけど、ホークスが毎年強いというのは何が違うかは、中に入って感じる部分もあった。取り組む姿勢だったり、個々のモチベーションの違いも感じた。(チームに)来たことにマイナスな面は感じていない」と振り返った。 今後について「今年がすごく落ちてきたという感覚もないので、続けられることは続けられる。けど、やりたいかと言われるとそんなに熱もない。いったんゆっくり考えてから決めようとは思います」と現役引退の可能性を示唆した。 齊藤は明大から2018年にドラフト1位で西武に入団。1年目に初勝利を挙げたが、21年に左肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(トミー・ジョン手術)および後方関節腔クリーニング術を受け、同年オフに育成契約となった。 支配下復帰に向けて再起を懸けた新天地だったがチャンスはつかめなかった。「結果的に競争に勝てずにこうなった。後悔は一つもない」と淡々と語った。 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社