GW前半はまずまずの志摩スペイン村 “サンゴ効果”から本来の魅力で勝負へ
GW前半はまずまずの志摩スペイン村 “サンゴ効果”から本来の魅力で勝負へ
バーチャルYouTuber「周央(すおう)サンゴ」とのコラボイベントで話題となった三重県志摩市のテーマパーク「志摩スペイン村」が、大型連休前半もまずまずの人出となっている。コラボグッズの販売などは終わらせて“サンゴ効果”には頼らず、フラメンコショーやカーニバルなど本来の魅力で勝負して天候が回復する後半の賑わいに期待をかける。
初日は前年比2000人増も2日目は悪天候に苦戦
コラボイベントは2月11日から4月2日にかけて催され、初日に普段の土日の3倍以上の7000人が訪れたことなどで注目された。最終的に今年2~3月の入園者数は前年の約1.4倍の23万6000人だった。 この勢いで臨んだGWは、初日の4月29日が前年より2000人多い6000人だったが、30日は前年より7000人少ない4000人の入園となった。施設側によれば、昨年の30日が連休の中日であったことと、今年が朝から悪天候だったこととの差とみられるという。
ナイター営業でパレードや花火を呼び物に
GWは通常の午後5時の閉園時間を午後8時までに延長するナイター営業が恒例。今年も6日までナイトパレードや花火と音楽の競演「ムーンライトフィナーレ」で夜の園内を盛り上げる。 広報宣伝担当の柴原風花さんは「コラボイベントでフラメンコショーやストリートミュージカルなどオリジナルのコンテンツにも目を向けてもらえるようになった。新しいことに挑戦すると同時に本来の魅力も大切にして、天気の良いGW後半はより多くの人に楽しんでもらいたい」と話していた。 開園時間は午前9時半から。チケットは1日パスポートが大人5400円、ナイター営業日の午後4時から入園できるムーンライトパスポートは同3500円など。 (文・関口威人、動画撮影・加藤直人/nameken)