【フィギュア】千葉百音「緊張も全部ひっくるめて楽しめれば」初のGPファイナルに高揚感
<フィギュアスケート:GPファイナル>◇4日◇フランス・グルノーブル◇女子公式練習 【写真】笑顔を見せる千葉 【グルノーブル=松本航、松本愛香通信員】グランプリ(GP)ファイナル初出場の千葉百音(19=木下アカデミー)が、ショートプログラム(SP)前日の公式練習で好感触を得た。 フリーの曲をかけた練習では、全7本のジャンプを降りた。練習中に「ルッツが右に曲がりがち」と分析し、最後のルッツ-トーループの連続3回転ジャンプで修正。「ジャンプの浮きやすさがいつもと違う感覚なので、そこに違和感があるんですけど、全然修正できる程度。明日は今日よりももっと氷のコンディションも良くなると思うので頑張りたい」と手応えを口にした。 参戦2季目となった今季のGPシリーズでは、第4戦NHK杯、第6戦中国杯とともに合計210点超えで2位。中国杯から2週間後の試合となるが「動きは良い」と心身は充実している。 今大会の女子シングルは6人中5人が日本勢。「日本選手が多くて心強いので、その中で自分のやるべきことをしっかり出し切れれば」と気を引き締め、「緊張も全部ひっくるめて楽しめればいいなと思います」と明るく誓った。