中国銀行・香港・テニスオープン

錦織圭(画像はジャパンOP)[画像/ゲッティイメージズ]

2024年12月30日に開幕する男子テニスの中国銀行・香港・テニスオープン（香港/香港、ハード、ATP250）は4日、世界ランク106位の錦織圭にワイルドカード（主催者推薦）を付与したと発表した。 【動画】錦織圭 激闘制し1年5ヵ月ぶりV！優勝の瞬間！ 錦織が同大会に出場するのは今回は初めて。2024年シーズンはすでに終了しており、11月はスロバキア・オープン 2024（スロバキア/ブラチスラバ、室内ハード、ATPチャレンジャー）で4強入りすると、自身最終戦となったHPPオープン（フィンランド/ヘルシンキ、室内ハード、ATPチャレンジャー）では5試合に勝利して、昨年6月のカリビアン・オープン（プエルトリコ/パルマス・デル・マル、ハード、ATPチャレンジャー）以来となる公式戦での優勝を飾った。 その後はオフシーズンに入り、1月12日に始まる全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）までの日程が注目されていたが、今回、12月30日にスタートする2025年シーズンの開幕戦である中国銀行・香港・テニスオープンに本戦から出場することが決まった。 錦織のほかには世界ランク8位のA・ルブレフや同17位のL・ムセッティ（イタリア）、同19位のK・ハチャノフ、同20位のA・フィス（フランス）、同49位のC・ノリー（イギリス）、同50位のシャン・ジュンチェン（中国）、同56位のD・シャポバロフ（カナダ）らが出場する。 なお、錦織の全豪オープン本戦出場に関しては、エントリー時点の世界ランク106位では微妙な状況であり、錦織より上位の選手の欠場やプロテクトランキング（負傷などにより長期のツアー離脱をした選手への救済措置）を使用する選手の数によって予選から参加する可能性もある。