大阪市・松井市長が定例会見1月4日(全文1)陽性者数は緩やかだが減少傾向
調査で総合区案は賛否が拮抗。受け止めを
朝日放送テレビ:続いての質問。実は弊社とJX通信社というところで、1月2日と3日に1000人をサンプルとしました情勢調査をいたしました。その結果なんですけども、実は広域一元化については賛成が反対を大きく上回るという結果が出まして、総合区案については賛成と反対がかなり拮抗した数字と、38%となっています。この結果について、弊社の情勢調査なんですけども、ちょっと受け止めというか、お考えをお聞かせください。 松井:だから総合区が都構想の特別区と、ちょっと誤解があるんじゃないかなと思います。総合区というのはあくまでも政令市大阪市の内部組織で、そこに権限が、さらに今のルールの中での権限と財源が移るんで、より住民の皆さんに近い形で都市内分権ができるというところですから、そこが少し誤解があるんじゃないかなと。どのぐらいの差なの? 朝日放送テレビ:広域一元化については賛成42、反対25なんですけども、総合区についてはさほど、38%、ほぼ同じ数となっています、賛成、反対が。 松井:だからまさにちょっとそこが、そういう誤解が、特別区的なものじゃないかなという誤解をされてるのかなと思います。これはもうまったくそうじゃなくて都市内分権の話なんで。それをちょっと伝えていきたいなと思いますね。 朝日放送テレビ:最後の質問なんですが、実は情勢調査、公明支持層に特化した答えになりますと、実は総合区案については6割が反対、広域一元化も3割が反対されてるという結果となって。これもちょっと、公明支持層の数字については、何かお考えは。 松井:総合区案は公明党さんが主導して作ったもんですから、ぜひ公明党の皆さん、自らの支援者、支持者に、丁寧に説明していただきたいと思います。 朝日放送テレビ:ありがとうございました。 司会:次の質問をお受けいたします。関西テレビさん。
病床確保、市内外のバランスが整っていないが?
関西テレビ放送:関西テレビ、稲垣と申します。また病床確保の件についてなんですけども、そもそも100床を目指されていたというところの数字というのは、大阪市内と市外に関して、患者の数とベッドの数のアンバランスを整えようというための数だったのかなと思うんですが、一定確保、34床について、なんとか今の状況でやれるかなという認識を示されておられましたけども、そこの市内と市外の、依然としてちょっとまだバランスが整っていないということに関しては、どのようなご認識でしょうか。 松井:現状は市内の患者数のほうが、要は減少率がちょっと増えてきています、現状は。年末から年始にかけて。年末辺りからですね。だから患者数に対してベッド数というのは、患者が減少してくればその比率は並んでくるわけですから、今の患者数で考えれば、市内、市外も含めてバランスは取れてるんじゃないかなというふうに思ってます。やっぱり市内の患者数、陽性率高かった状況で市内のベッドが少ないという判断をして増やしてきましたけども、今、市内の患者数が減少率としては少し上回ってきてますんでバランスは取れてきたんじゃないかなと思います。 関西テレビ放送:ありがとうございます。1床1000万のはいったん打ち切りをされて、支援金、協力金については、今、昨年末に大阪府の吉村知事が出されたもので統一ということでよろしいですか。病床確保。 松井:時短要請? 関西テレビ放送:協力金です。 松井:そう。それはそれで統一していきます。 関西テレビ放送:分かりました。ありがとうございます。 司会:次の質問をお受けいたします。毎日新聞さん。