大阪・急こう配な橋から「初日の出」住民らに笑顔
大阪・急こう配な橋から「初日の出」住民らに笑顔=1日午前、大阪市大正区の「なみはや大橋」で
1日の近畿地方は朝から好天に恵まれ、各地で初日の出を拝む様子が見られた。大阪市大正区と同港区を結ぶ「なみはや大橋」からも見ることができ、訪れた地元住民らが眺める光景が見られた。 【中継録画】大阪市大正区、同港区の境界線「なみはや大橋」から撮影
「尻無川」に架かる同橋は、いちばん高い地点で約45メートルもある急勾配の橋として知られている。歩道も設置されており、東側にはあべのハルカスや通天閣、西側には大阪府庁咲州庁舎なども見える。
気象庁によると、大阪市の午前7時の気温は2.8度。しかし、なみはや大橋は川の上にあり、強い風もふいていたため、それ以上に寒く感じた。
さらに、大阪府の日の出は同日午前7時5分となっていたが、10分たっても横に長く厚い雲に隠れていたため初日の出を拝むことができなかった。同20分ごろ、ようやく日の出を確認すると、訪れていた地元住民らから「やっと出てきた」「待っててよかった」という声が聞かれた。
気象庁の発表では、1日の大阪府は冬型の気圧配置が続くため、おおむね曇り。2日は、高気圧に覆われ、おおむね晴れる見込みだという。