保湿以外にも見直すべきことが! 真冬のスキンケアで気を付けたい7つのこと
ホリデーシーズンは肌の観点からみると、乾燥も進み、旅先などで肌の調子を大きく崩しがちな季節。また、調子を崩した肌はスキンケア製品もうまく機能せず、かといってより濃厚な成分を配合したクリームを使うとニキビを引き起こしたり1年の肌の疲れも相まって、八方塞がりと感じてしまうことも。そこでUS版「エル」が2人の皮膚科医&スキンケアエキスパートにインタビュー。乾燥の厳しい時期も、健やかな肌で満喫しよう。
【COMMAND1】冬のヒーロー成分をマスター
冬将軍がやってきたらスキンケアを変える、という考えは決して悪くはない。夏用のスキンケア製品は、気温も湿度も下がった冬には必ずしも成果を発揮するとは言い切れないからだ。 皮膚科医のノシュラー博士は、寒い季節のルーティンに新しい製品を取り入れる際の成分として、セラミド、ヒアルロン酸、グリセリンは注目すべき。保湿効果のある化粧水や美容液、バリアリペアクリームにこれらのヒーロー成分が含まれているかチェックして下さいとアドバイス。 「標高の高いところへ旅行するときは、レチノイドや強力な剥離剤を避けることを考えてください」と彼女はつけ加える。 また、ニキビ専門のエステティシャンのジェシカ・クラーク・ヒギンズ氏は、もし旅行中に毛穴ケアをどうしても行いたい場合は、小さく優しいビーズのようなものを含む、ケミカルではない物理的な剥離剤を使うようすすめている。 「酸の成分は肌が乾燥を感じている時には、本当にやけどのような刺激を与えてしまいます」と彼女は説明する。
【COMMAND2】正しいクレンジングを選ぶ
クレンジングは、あらゆるスキンケアのファーストステップかつベースとなるもの。乾燥の季節や特殊な環境に身を置く場合、クレンジングのテクスチャーを選ぶ必要がある。ヒギンズ氏によると、ミルクタイプのベーシックな保湿クレンジングを使えば潤いを奪わず、肌も突っ張らないとのこと。 乾燥が心配であっても、オイルを使いすぎないようにとヒギンズ氏は警告。 「アボカドやホホバオイルのクレンジングは、毛穴を詰まらせる可能性が高いので使用しないでください」逆に、ジェルや泡を含む粘性の高いクレンジングは、肌の角質を取りすぎて乾燥を助長することも。このバランスがとても重要だ。