保湿以外にも見直すべきことが! 真冬のスキンケアで気を付けたい7つのこと
【COMMAND3】寒い季節の保湿剤を考え直して
肌の乾燥が気になるとき、私たちがまず考えるのは、より濃厚な保湿剤に変えること。ごく当たり前の選択のように思えるが、ヒギンズ氏によると、それは必ずしもそうとは言えないそう。 「シアバターやココナッツオイルのような成分を含んだ濃厚な保湿剤は、肌の内側がどのような状態であっても、例えば毛穴を塞いてしまうような状況でも、肌に入り込んでしまいます」 乾燥しやすい人は、毎日の保湿を軽めにし、保湿剤を塗る前に美容液を重ね付けすることをヒギンズ氏は勧めている。また、保湿剤の後には、フェイシャルオイルを使うとなお良い。 「夜は、ナイトクリームの上にフェイシャルオイルを塗ってください。朝は、保湿剤と日焼け止めの間にオイルのステップを挟むことで、美しい輝きを放ち、1日中潤いを持続させることができます」 美容液を使ったとしても、フェイシャルオイルを使ったとしても、肌全体の潤いバランスを失うことなく、より深い保湿を保つことが叶う。
【COMMAND4】オイリー肌は美容液で保湿を
意外な論理展開だが、肌が乾燥すると皮脂を過剰に生産し、その乾燥を補おうとする。 「私はデンバーの仕事場で毎日このトラブルを見ています。特にコロラド州に移り住んできた新しい住民の皆さんが抱える問題です」と、ノシュラー博士は言う。 「標高が低く湿度の高い場所から来た人たちは、ここデンバーでは肌の乾燥と闘うことになり、かえってニキビを悪化させてしまうのです」 保湿することとニキビを避けることの間で正しいバランスを見出すことは、とても難しい挑戦だ。 ヒギンズ氏によると、PHがニュートラル(中性)なクレンジングの使用が重要な鍵になると話す。そのあとに保湿美容液とSPFを使うことをアドバイスしている。 「脂性肌を持つ多くの人々は保湿を怖がります。しかし乾燥した気候の中では保湿美容液は必須です」加えて、BHAが入った角質ケアアイテムは、ニキビがあるときも正しく機能してくれると話す。