女性議員増・少子化対策どう実現? 自民総裁選、石破・菅・岸田3氏回答
岸田氏「出産費用、実質ゼロに」
岸田氏は、女性が活躍できる社会づくりについて「私の考える『多様性を尊重できる社会』というのは、女性の皆さんが職場、地域、家庭においてもそれぞれの立場、価値観で活躍できる、こういった社会でなければならないと思っている。日本の国では女性政策に向けての予算もOECDの調査から見ても、世界平均の半分以下。乳がん検査、子宮がんの検査費用、あるいは出産費用にも思い切って支援することで実質(本人負担)ゼロにするなど予算的後押しも必要なのではないか」と語った。 また「多様性を大事にする社会において女性の議員が増えることは大事だと思う」と主張。「政治の世界はまだまだ典型的な男社会であると感じている。女性のみなさんのハンディ、大きいものだと思う。女性の感覚、活躍こそ期待されているんだという社会の期待感をみんなで押し上げることによって政治の世界の雰囲気を変えていく。さらに数字目標等さまざまな環境整備をつくって後押ししていくことが大事」とも述べた。