コロナ禍で栄養士を辞めて専業女子プロレスラーへ!海外でも活躍する今、リングネームに込められた夢が現実へ
■私は主人公であろうとする主人公でいたい ――後楽園はやっぱりプレッシャーですか? 「プレッシャーはありますけどやっぱり楽しみという気持ちは大きいですね。なんか、本当に8年ぶりの我闘雲舞としての後楽園。ファンとして観に行ってたことが実際後楽園という会場は実はそんなに多くないんですけど、やっぱりプロレスと言えば後楽園だよねみたいな。プロレス始めたんですよみたいなことを人に言うと『え~?どこでやってるの?後楽園?』みたいに聞かれることも多い会場ではあるので、プレッシャーもあるんですけど、ちょっとこう自分たちが後楽園に行くワクワクもありますね。それがずっと続き続けているので・・・発表されたのか1月ぐらいでしたっけ?1月のたぶん新宿FACEで発表になって今7月じゃないですか?7ヶ月その気持ちがずっとあるので、はわわ~という気持ちにはなっていますが」 ――自分が後楽園に上がるっていうよりもこのメンバーで後楽園に行けるって気持ちの方が大きいですか? 「その気持ちの方がすごく強いですね。私のリングネームが小石川チエって言うんですけど、小石川後楽園にみんなで行けるようにっていうのを含めて小石川チエなので、この名前でこのみんなと一緒に行けるっていうのがすごく嬉しいです」 ――ちなみに師匠であるさくらさんは出身地をリングネームに入れることが多いんですけど、今回ある意味縁もゆかりもない場所のリングネームになったことに関しては 「なんだったらデビューする時も後楽園とは特に関係のない新木場でデビューをしているので(笑)メイさんだったら静岡でプロレスをしたいっていう気持ちがあって駿河だったりするので、メイさんと私は夢みたいなものを名前にいただいているのかなと思いました。夢と自分にとっては目標、デビューした時から後楽園っていうのが結構遠くの存在ではあったので、なんだったらどの団体よりも後楽園に近いぐらいの道場にあるんですけど、すごく近くてすごく遠い場所だったので、そこに行くっていう目標を最初にいただいたのかなという気持ちがあります」 ――後楽園というプロレスの聖地でやることで、普段チョコプロや我闘雲舞を見ていない人も見に来られると思うんですが、どういうところを見て欲しいですか? 「楽しんでいただきたいなっていうのが一番ですね!言い方がこれが正しいのかわからないんですけど、自分はダレジョから始まって市ヶ谷に一回見に来させていただいてデビューという形だったんですけど、初めて見た時の『わ~なんだこれは!?』って気持ちと『『愛』は『逢い』よりいでて』を初めて見た時会場がワサワサってしてたじゃないですか?あの時の気持ちがすごい似ているので、『ふ~んプロレスやってるんだ?見に行ってみよ』で楽しんでいただけるんじゃないかと思うので、気軽な気持ちで見に来てほしいなあと思っています。そういう人たちに楽しんでもらいたいなと自分は思うので」 ――その中で自分としてはどのような表現していきたいですか? 「なんか後楽園に向けてでは無いかもしれないんですけど、自分は元々主人公っていうタイプではないと思ってるんですよ。自分の元々の性格は特にこう主人公ではなくて、何ですかね?鬼滅の刃で言うところの、最後の無惨戦で『俺たち肉の壁にはなれるぜうぉー!』みたいな(笑)特に柱とかでも炭治郎たちと一緒に居るグループでも無い、その名もない一般の隊士みたいなところがすごく自分はあると思っていて。元々はそうで良いと、そういう人がいることによって世界って回るじゃないですか?でもプロレスラーになった時に、そういう自分ではない自分であろうと思って、主人公であろうとする自分でありたいなと思っているので、まあメイさんだったりさくらさんだったり主人公みたいな人はいっぱいいるんですよ。でもその中で主人公であろうとする人ではないのかなと思ったので、私は主人公であろうとする主人公でいたいなと思いました。すごいなんか概念の話になりましたすみません」 ――いつかやっぱり世代が変わるときにはチャンスがあれば自分が主人公たちを倒してと 「というよりはいつでも自分が主人公であるという気持ちで立っています。プロレスラーの小石川チエとして、マットだったりリングで立つ時はその気持ちでいます」 ――ありがとうございました。改めて普段我闘雲舞・チョコプロを見てくださってる方々に向けてのメッセージもお願いします 「いつも楽しんでいただいてありがとうございます。後楽園ホールに行くというわけで、大きいところに出るんですけれども、我々は小さいまま大きくなるということをさくらさんもおっしゃってるんですけど、この市ヶ谷にいる皆さんとこのチョコプロを見てくださっている皆さんと一緒に行くという気持ちがとても強いので、皆様も一緒に運命共同体ということで。一緒にというか我々以上に楽しんでほしいというか。我々も楽しむし我々が楽しいものを作るという気持ちなんですけど、それを上回る楽しむぞという気持ちをもって来てくれると思うので、市ヶ谷に来てくださっている方とか普段チョコプロを普段見ていて市ヶ谷とか新宿FACEとかでは来れないけど、こういう時だから行くぞみたいな方はやっぱりお祭りという気持ちを持っていらしていただけると嬉しいなあと思っております!」 我闘雲舞『For the Future』 日程:2024年8月31日(土) 開始:11:30 会場:後楽園ホール ▼スーパーアジア選手権 【王者】さくらえみ vs 【挑戦者】駿河メイ ※第5代王者は3度目の防衛戦 ▼アジアドリームタッグ選手権 【王者/ふたりは #ウサポポ MaxHeart♡】SAKI(COLOR'S)/瑞希(東京女子) vs 【挑戦者/Popcorn Carnival】帯広さやか/小石川チエ ※第14代王者組の初防衛戦 ▼タッグマッチ [CDK]クリス・ブルックス(DDT)/高梨将弘(DDT) vs [相方タッグ]日高郁人(ショーンキャプチャー)/藤田ミノル(フリー) ▼6人タッグマッチ 桐原季子/沙也加/四ツ葉ミヤ vs 奏衣エリー/山下りな(フリー)/高瀬みゆき(フリー) ▼シングルマッチ バリヤン・アッキ vs 石川修司(フリー) ▼6人タッグ4wayマッチ [新北京プロレス]趙雲子龍(新北京)/真琴姫(新北京)/夏実もち(フリー) vs [チーム・ガトム]鈴木心(フリー)/瀬戸ノノカ/谷綿ヒヨリ vs [チーム・タイ]モノモス(SETUP)/シーバム(SETUP)/サワディー仮面 vs [アジア連合軍]ドクター・ゴア(SPW)/JDL(フリー)/アントーニオ本多(フリー) with UMA