琴桜が手にしていたタイは8キロ超の「なかなか手に入らない」超大物だった
大相撲九州場所で初優勝を飾った大関琴桜(27=佐渡ケ嶽)が、前日24日、千秋楽パーティーの会場で写真撮影用に手にしていたタイが「8キロ超え」の超大物だったことが判明した。 【写真】両親から銀杯にお酒をそそがれて笑顔を見せる琴桜 同場所千秋楽から一夜明けた25日、福岡市の部屋で会見。会見を見守っていた師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)が、前夜のタイについて「8キロ超えです」と明かした。16年1月の初場所で、当時大関の琴奨菊が幕内、当時は琴鎌谷のしこ名だった琴桜が序ノ口と、佐渡ケ嶽部屋から2人の優勝力士を輩出した際は「奨菊が8キロのタイ、桜が8キロのヒラメだった」ことも、併せて明かした。 いずれも、九州場所で、ちゃんこを作ってもらっている日本料理店の店主が、長年の付き合いなどを駆使して市場で買い付けたものだという。佐渡ケ嶽親方は「これだけ立派なタイは、なかなか手に入らない」と、初優勝に彩りを加えてくれた周囲に感謝していた。