MAZZELのRYUKIが語る、ダンスに人生を賭けた意味、「九州会」の友情
青春の場所=MAZZEL
―今、RYUKIさんにとってMAZZELはどんな居場所になっているといえますか。 RYUKI トム(HAYATO)もライブのMCで言ってたんですけど、「青春」。大人になってもできる青春の場所がMAZZELだと思います。青春だからぶつかることもあれば、プライベートで遊んだりもするし、これからもいろんなことがあるだろうけど、全部みんなで一緒に経験して思い出を作っていきたいなと思います。このメンバーでよかったなと思うのは、自分が自由でいても許してくれるところ。パフォーマンスでもそうで。自分の「ぶつかっていく精神」みたいなものをちゃんと表現できているので、いい環境、いいグループだなと思ってます。 ―「無理」で終わらせるのではなく、情熱を燃やして諦めない、というRYUKIさんの生き様がMAZZELで表現し尽くされていますよね。これもみなさんに聞いてるのですが、MAZZELとしてステージでパフォーマンスする中で、具体的に自分はどういう役割を担いたいと思っていますか? RYUKI 曲のことでいうと、ラップが入ることで曲の雰囲気が変わるし、単調にならないと思うんです。MC、ガヤ、煽りとかでは、MUZE(ファン)の気持ちのギアを1段階上げられるような存在でいたいなと思ってます。 ―MAZZELに入ってから今日までで、RYUKIさんにとってターニングポイントとなったことは? RYUKI 社長も言ってくださったんですけど、(『MAZZEL 1st One Man Tour 2024 “Join us in the PARADE”』の)福岡でのMCは初めての感覚でした。アドレナリンが出すぎていて。いい言葉とかではなかったんですけど、それを社長が「素直に伝えたことがよかった」と言ってくださって、MCってこうやって伝えてもいいんだと感じました。MCは自分の素直な気持ちだけを伝えるのが大事なんだなということに気づいて、そこからはその場の気持ちを言うようになりました。 ―その気づきはパフォーマンスにも影響を与えていそうですね。ラップやダンスで、これまでを振り返って、一番自分が覚醒できたなと思う曲は? RYUKI 「Counterattack」のラップかなと思います。誰が聴いてもわかりやすくスキルフルなラップパートになったんじゃないかなと。アルバム制作でいっぱいレコーディングもしたし、音楽と向き合う時間が長かったことが、そのあとに出した「Counterattack」に響いたと思います。最近、社長から難易度の高いラップのパートをもらえることが嬉しいです。信じてくれているのだなと思うし、「これやってみろ!」みたいなことにぶつかっていくのが好きですね。 ―オフステージでは、MAZZELにおいてどんな存在だと思いますか? RYUKI HAYATOと僕が最年少なので、だからこそお兄ちゃんたちに気を遣わずにガツガツいく。あと、ずっとしゃべってますね(笑)。もともと友達とかとよく遊ぶタイプだったので、メンバーとも友達感覚で接して、一緒に買い物に行ったり、めっちゃふざけたりしてます。 ―特によく一緒に過ごす人は? RYUKI 自分はそれぞれとしゃべる時間が長いんですけど……あえていうなら、最近はTAKUTOとRAN兄。服やアクセサリー、車の趣味も合うので、一緒にいることが多いですね。たっくん(TAKUTO)が前より、いい意味で、リーダーに感じる瞬間が増えたなって最近思います。だから自然と相談もしちゃうし、それに対してちゃんと答えてくれるし。メンバーそれぞれにいいところがたくさんあるので、1対1でしゃべるとめっちゃ勉強になりますね。 ―「20 years」の中でもRYUKIさんがどんなスタイルで上を目指したいのかを歌っていると思うんですけど、この先、どんなふうに生きていきたいですか? RYUKI “日本から周る世界へ”というリリックはMAZZELで行きたい場所を表現していて、その滑走路を作ってくれているのがMUZEだ、ということを歌いました。最後の“あくまでこの世に敵はいない”というのは、「あいつらはライバルだ」「あそこのチームに勝ちたい」とか色々言われることもあるんですけど、日本から音楽を広めていくためにも、ぶつかり合うのではなく、それぞれが自分たちのスタイルを極めていればいいと思っているので、そう書きました。 ―世の中に理不尽なことっていっぱいあると思うんですけど、そこで腐るのではなく、「全部自分次第だ」と思える強さがRYUKIさんにはありますよね。 RYUKI そういうことを感じる場面もたくさんあったし、これからもずっとそういうものはついてくるんだろうなと思うんですけど、でも自分たちがやりたい音楽をずっと突き詰めていれば正解にたどり着くと思っているので。 ―かっこいいです。この先MAZZELとして描きたい夢を、RYUKIさんはどのように想像していますか? RYUKI 早ければいいというわけではないことを感じているので、焦らずに、一つひとつのステージを大事にして、MUZEという輪を広めていきたいです。やっぱりドームやスタジアムには絶対に立ちたいし、そこに立つとワールドツアーとかが見えてくるだろうし。一つひとつを大切にしながら頑張っていきたいですね。 ―個人としてやりたいことや叶えたい夢はありますか? RYUKI ラッパーの方々と曲を作ったり、垣根を超えてコラボしたいなと思います。ラッパー・RYUKIをたくさんの人に知ってほしいなという気持ちがあります。「20 years」みたいに、社長と一緒に制作もしたいです。社長が一番、自分の伝えたいことを理解して、自分のやりたい伝え方にして返してくださるので。「20 years」も伝えたい言葉がぎゅっと詰まったものになりました。やっぱり、音楽で生きていきたいなと思います。 <INFORMATION> 「MAZZEL 1st One Man Tour 2024 “Join us in the PARADE”」 発売中 <BD/DVD収録内容共通> 【DISC1】 ライブ本編(全形態共通) ・Fire ・LIGHTNING ・Carnival ・CAME TO DANCE ・Get Down ・K&K ・Dance Part ・Ain’t no fun ・First Love ・1st Date ・Fantasy ・ICE feat. REIKO ・Waterfall ・MISSION ・Counterattack ・Love Letter ・Holiday ・Seaside Story ・Vivid ・Parade 【初回限定盤 DISC2】 ・MAZZEL 1st One Man Tour 2024 “Join us in the PARADE” -Behind The Scenes- 【通常盤 DISC2】 ・K&K – Live Fix Camera – ・Vivid – Solo Chasing Camera –Music Video ・Waterfall -Music Video- ・ICE feat. REIKO -Music Video- ・ICE feat. REIKO -Dance Performance Video- ・Parade -Music Video- ・Parade -Behind The Scenes-
Yukako Yajima