通天閣とセレッソ大阪「大阪全体を盛り上げたい」と必勝祈願
通天閣とセレッソ大阪「大阪全体を盛り上げたい」と必勝祈願
「コロナに負けない、元気な大阪」━━。大阪市浪速区の通天閣とサッカーJ1、セレッソ大阪は15日、「セレッソ大阪必勝祈願」を通天閣庭苑で行い、セレッソ大阪の清武弘嗣、柿谷曜一朗両選手や森島寛晃社長が駆けつけ、ビリケンさんに祈った。 【映像】フェイスマスクのビリケンさんの前で意気込みを話す選手たち
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、大阪府内でも多くの施設が営業を自粛する中、通天閣も4月9日から臨時休業を余儀なくされたが、5月30日に展望台の営業を再開。セレッソ大阪は今年のユニホームに通天閣の「骨組み」をイメージしたデザインを採用している縁などから、15日からは通天閣の職員もセレッソ大阪公式背番号Tシャツを着て業務を行っている。 15日に行われた必勝祈願には、セレッソ大阪の森島社長や清武、柿谷両選手のほか、藤本康太、キム・ジンヒョン両選手も駆けつけたが、3密(密閉・密集・密接)を避けるため、このイベントは告知なしで行われるなどの配慮がとられた。
セレッソ大阪も7月4日のJ1再開に向け「コロナに負けない、元気な大阪」の姿を、地元大阪をはじめ、全国に発信していくとしている。 通天閣観光の高井隆光社長は「新世界でも老舗の料理店閉店のニュースなど厳しい状態ではありますが『もっと大阪全体を盛り上げていきたい』という思いからこうした取り組みを始めたのでがんばっていきたい」と話していた。