大阪モデルの基準達成で通天閣が緑に点灯 段階的に「休業要請」解除へ
大阪モデルの基準達成で通天閣が緑に点灯 段階的に「休業要請」解除へ
大阪府は14日、新型コロナウイルス対策で実施中の「休業要請」を解除する独自の基準「大阪モデル」で、7日連続で基準を達成したと発表した。大阪府は同日午後8時から開催する新型コロナウイルス対策本部会議で、解除を正式に決定する予定。16日午前零時から段階的に休業要請を解除していくとみられる。 【写真特集】通天閣「待っていた希望の緑の輝き」新世界の人たちも思わず写メで笑顔
基準内を表す「緑」に点灯した
大阪府の依頼で、達成状況を3色のライトアップで周知する取り組みに協力していた通天閣(大阪市浪速区)では、同日午後6時半、基準内を表す「緑」に点灯した。
吉村知事「ゴールではない」
大阪府の吉村洋文知事は、14日午後に行われた定例会見で「きょう緑のランプがつくかどうか最終になりますが、緑のランプがつくということがあれば、やっぱりそれは休業に協力していただいたみなさん、外出自粛に応じていただいたみなさんの協力があってのことだというふうに思っておりますので、感謝を申しあげたいと思います」と述べた。
「緑のランプでおさえこみながら社会経済を復活させていく」
また「ただそこがゴールではない」としたうえで「また油断をすれば黄色のランプがつき赤のランプがつくということもありえますから、なんとか緑のランプでおさえこみながら社会経済を復活させていく」とも述べた。
そして「そこを目指してご協力をいただきたいと思いますし、僕自身も難しい判断ですが、ウイルスとの共存、社会経済生活と感染拡大をおさえるということを両立してやっていきたいと思いますので、そういったことをともにお願いしたいと思います」と続けた。