車のドアが隣の車に当たってしまった…!修理費用はどのくらい?知っておきたい対処法
駐車場で車から降りるときに、誤って隣の車にドアをぶつけてしまうことがあるかもしれません。このとき、どのように対処すればよいか気になる人もいるでしょう。 今回は、駐車場で車のドアが隣の車に当たってしまったときはどうすればよいかをまとめました。車のドアを修理する際の費用目安やドアパンチを防ぐ方法もご紹介していますので、あわせて参考にしてください。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
駐車場で車のドアが隣の車に当たってしまったときはどうすればよい?
駐車場で車のドアが隣の車に当たってしまったときは、まず車の持ち主へ報告しましょう。その後、警察への連絡が必要になるとされています。このときに必要な情報は、以下の通りです。 ●被害を与えてしまった車の持ち主の氏名、住所、連絡先 ●相手の車のナンバープレート 車のドアが隣の車に当たってしまった場合、物損事故として取り扱われると考えられます。そのため、任意保険に加入している場合は、保険会社への連絡も忘れないようにしましょう。当事者同士の話し合いによる示談などで解決する方法もありますが、トラブルにつながる可能性があります。そのため、破損部位を撮影して保険会社を通して示談交渉を行う方が安心です。 仮に持ち主や警察へ連絡せずに立ち去った場合、当て逃げとして扱われるおそれもあります。道路交通法では報告義務違反に該当するため、3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金が科されることもあるようです。
車のドアを修理する際の費用目安
車のドアを修理する際の費用目安は、傷の大きさやへこみ具合によって異なるとされています。一般的な目安ではありますが、ドアの修理代は平均で3万円になるようです。ただしこの金額は比較的小さなへこみの場合であり、範囲が広い場合は、修理代も高額になるため、注意しましょう。 なお、過失割合についてはぶつけた側が10割となるようです。これは相手の車が動いていないことが関係しており、よほどのことがない限りは、全額負担が原則と考えられています。ただし、相手が意味もなくドアを開けっぱなしにしていた場合や、必要以上に自身の車に寄せて駐車していた場合は、ぶつけられた側にも過失が生まれるようです。 また、加入している保険を利用する場合、保険等級が下がってしまう可能性が高いでしょう。この場合、一時的に保険料が高くなってしまう点は、必ず覚えておきましょう。
【関連記事】
- ◆新車700万円のトヨタ「アル・ヴェル」が街中をバンバン走っている謎。みんなそんなに「高年収」なの? よく見かける理由について検証
- ◆車は「5年おき」に買い替えるのがお得? 10年乗る人とは「400万円」の差に!? メリットについても解説
- ◆車に「駐禁シール」が貼られたので、出頭して違反切符を切られた! 友人に「出頭しないと加算されないのに」と言われたけど、反則点数が加算されない場合もあるの? 2つの対応を詳しく解説
- ◆休日のショッピングモールで「アルファード」や「ヴォクシー」をよく見かけます。会社員の“平均年収”では買えないと思うのですが、みんなローンを組んでいるのでしょうか?
- ◆旅行中に「オービス」が反応し、自宅から「100キロ以上」離れた警察署から「出頭依頼」が来ました。遠くて行けない場合はどうすればよいのでしょうか…?