「支援できないか?」「すべてのファンが味方」がん宣告受けた選手のため同僚たちが丸刈りに…スウェーデン5部クラブの行動を世界中が称賛「愛を送りたい」
スウェーデン5部リーグに所属するカルマルAIKは、がんと診断されたキャプテンを支援するためチームメイト全員がサポートの意思を示した。スウェーデン『GP』が伝えている。 【動画】同僚たちの丸刈り姿に涙を堪えきれず… カルマルAIKのキャプテンを務めていたマーカス・ヘマン(24)。しかし、2024-25シーズン開幕前に神経内分泌がんと診断されてしまい、チームから離脱することになった。 現在は化学療法を受けることになったヘマン。治療の副作用もあって頭髪を失うことになるなど、苦しい闘病生活を続けている。 そこで立ち上がったのが、カルマルAIKのチームメイトたちだ。同僚であるデビッド・ステグランダーが「僕たちはマーカスに起こったことを知り、すぐにこのアイデアを検討し始めた。彼のため行動し、がんとの戦いで団結していることを示したかった」と語ったように、選手たちはクラブの公式インスタグラムにて自分たちの頭髪を剃る姿を披露した。 チームのロッカールームを訪れたハマンは、坊主頭となった仲間たちの姿を見て涙を抑えきれず。チームメイトはそんなハマンを囲み、優しく励ます姿を見せていた。 カルマルAIKは今後の試合をヘマンに捧げる計画を発表すると共に、治療費を支援するための世界的な募金活動も開始。インスタグラムに上記の動画を投稿したのも、寄付の呼びかけが一つの目標だった。 当初、クラブは5万クローナ(約70万円)を目標金額に掲げていたが、すでに募金金額は16万クローナ(約225万円)に到達した模様。インスタグラムにも「アメリカからユニフォームを買うことはできる?支援したい」、「我々はマーカスと共にある」、「中国から応援している、サッカーを愛するすべてのファンが味方だ」、「ドイツから愛を送りたい、マーカスのため祈るよ」など、世界中から激励の言葉が数多く寄せられている。
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