冬でも美しく咲くシクラメンを育てましょう。水のやり方から開花時期までをプロが伝授!正しく育てれば観葉植物としても楽しめます。
冬に咲く花シクラメン。いくつかのポイントを押さえれば、翌年も美しい花を咲かせてくれます。 【写真集】シクラメンの正しい育て方|水のやり方から開花時期まで。観葉植物としても楽しめる!
シクラメンは冬の花
寒さに身を震わせ、庭先に出ることにためらいがちになるこの季節、室内で花咲く植物は、ふさぎがちな心に癒やしを与えてくれます。 シクラメンは、観葉植物コレクションにぜひとも加えたい冬の花。一年中人気を保っているものの、やはりクリスマスやホリデーシーズンにふさわしく、ギフトとしても喜ばれます。 シルバーの筋が入ったハート型の葉とチョウのような姿をまとい、まっすぐ伸びる花が特徴的なシクラメン。花の色は、ピンクやパープル、マゼンタ、それから白で展開で展開します。そして、その花は何週間も咲き続けるのです。 地中海と中東、それからアフリカの一部に自生し、岩がちな土壌と暑く乾燥した夏の季節を好みます。
シクラメンは、塊茎(かいけい)とも呼ばれる、平らなディスコ型の球根から育ちます。観葉植物としてはもちろん、品種によっては屋外で多年草として育てることも可能です。 開花時期は、夏の終わり頃から春の初めまで。品種によって差があります。 室内で育てると、シクラメンは休眠期を迎える前に数カ月間花を咲かせます。これを保存して、再び開花させることも可能ですが、これにはいくらか注意が必要です。(再び開花させる方法については、以下をご覧ください。)あるいは、寿命の短い観葉植物として育て、開花を終えたら堆肥にするという選択肢もあります。
アドバイスをくれた専門家は…
この記事の筆者、アリッカ・エリン・サンソンはガーデニングを専門とするライター。これまで15年以上もの間、ハーブや食用植物、景観植物を育ててきました。自宅の観葉植物コレクションの種類は、60以上。新しい一年草や多年草、低木も取り入れ、そのパフォーマンスや信頼性を試しています。シクラメンに関しては、冬の間は観葉植物として楽しんでいますが、休眠期を迎えるのと同時に堆肥にすることが多いということです。