「子ども時代、放っておかれた記憶しかないから」シングルマザーの実母が反面教師に。思春期のわが子と、どうやって向き合ったらいい?【わが家の場合】
◆性教育の中でもとくに話題にしづらい性行為に関すること
母親を対象とした「2021年全国おうち性教育実態調査(※3)」では、子どもの性に関することを相談する相手として最も多く挙げられたのが「配偶者70.4%」で、次が「友人や職場の同僚23.1%」でした。 看護師をはじめとする医療従事者が同僚の場合、職業柄として体に関わることを扱い、女性が多い職場であることや、夜勤があるため病院の近くに住んでいることが多く同僚との生活圏が近いため、Jさんもまた相談しやすい要素が多い環境にいるのだと感じました。 しかしながら、性行為に関連する避妊や妊娠・出産に関する話はあまりされていないと聞いて、やはり話題にしづらいことがうかがえます。 ※3出典:林雄亮・土田陽子,「家庭での性教育の実態と課題:「2021年全国おうち性教育実態調査」の基礎分析」.『季刊セクシュアリティ』106 号. 2022.(2~15歳の子どものいる女性 n=1877) ▶続きの【後編】では、「尊重と放置は違う」、思春期のわが子とオープンな関係をつくるには?…についてお届けします。
ライター/神田未和
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