「どれを選んだらいいのかわからない」 後付け「宅配ボックス」で失敗しないための“知恵” 園芸用のコンテナなどで手作りする方法も紹介
そんなときに助けになるのが「給付金」です。 昨今、宅配ドライバーの処遇改善や人手不足により、再配達の増加は社会問題になっています。そのため、国土交通省は共同住宅だけでなく、一戸建てやリフォームなどでの宅配ボックスの設置に対して給付金を用意しています。 地方自治体でも同様の取り組みをしている場合があるので、インターネットでお住まいの地域名と宅配ボックスで検索して、給付金の有無を調べてみるといいかもしれません。
■安くすませたいなら園芸用コンテナ 家電ライターを営む筆者の事務所兼自宅のように、大型の荷物がいくつ届くかわからないという場合や、「とりあえず宅配ボックスを設置したい!」という場合、通販などで購入できる布製の簡易宅配ボックスや、園芸用のコンテナなどを使うといった手もあります。 簡易宅配ボックスはワイヤーなどでドアノブなどに固定します。チャックを開けて荷物を入れたら、たいてい南京錠がセットになっているので、南京錠をかけてもらいます。
帰宅したら南京錠の鍵を開けて、荷物を受け取ります。集合住宅でも共用部分の利用規約に問題がなければ、一時的な宅配ボックスとして利用できます。 園芸用のコンテナを利用するときは、ワイヤーで柱などに固定したり、コンクリートブロックなどで重しをしたりします。フタの上に「宅配ボックス」と書いておけば、玄関前まで来る配達員にも伝わります。 セキュリティを考え、道路から見える側面にはフェイクで「園芸用品・スコップ」などと書いておくといいでしょう。フタの本体には穴が開いているので、そこに南京錠をかけ、荷物を入れてもらったら鍵をかけてもらいます。
ただ、どちらも治安のよくない地域ではオススメできません。盗難に遭っても自己責任となりますので、ご了解ください。 ■自分でてきる盗難防止対策 最後は盗難やイタズラの問題です。宅配ボックスの固定だけでは心配な方は、次のような対策をしてはどうでしょうか? 1つめは「カメラ付きインターフォンの前に宅配ボックスを設置」です。最近のインターフォンは、自動応答したり、来客者の映像をSDカードに記録したりしてくれます。