「どれを選んだらいいのかわからない」 後付け「宅配ボックス」で失敗しないための“知恵” 園芸用のコンテナなどで手作りする方法も紹介
2つめは「ダミーカメラの設置」。宅配ボックスから目立つ場所にダミーカメラを付けるだけでも効果があります。数千円で購入でき、電池を入れると撮影中の赤いランプが光るといった凝ったものもあります。 3つめは「インターネット対応のドアフォンの取り付け」です。たとえばGoogle Nest DoorbellやArlo Essential 無線ビデオドアベルを使うと、簡単にインターフォンが付けられます。 来客者がベルを鳴らすと、自分のスマホがインターフォン代わりになり、カメラの映像を見ながら対応ができます。来客者の映像を残したり、荷物を持った人を判定して、「配達員が訪問」とスマホにメッセージを送ったりすることも可能です。どの機種も広い画角をもっているので、人の顔から宅配ボックスの状態まで撮影できるようになっています。
あとは最後の手段になりますが、高価な荷物はコンビニの宅配ボックスで受け取るという方法もありです。配送先をコンビニの宅配ボックスにすれば、荷物の到着後にQRコードがメールで送られてきます。指定のコンビニに行ってQRコードをかざせば、安全に荷物を受け取れます。 ■少しでも再配達を減らせる工夫を 盗難防止策や手軽で安上りに設置する方法、高価な荷物の受け取りや宅配ボックスが満杯になってしまった対処法、給付金にいたるまで、総合的にまとめてみましたが、いかがでしょうか。
この記事がみなさんのお役に立ち、再配達の減少につながることを願ってやみません。
藤山 哲人 :家電ライター