「日本食は食べ尽くしたつもりだった」と語るオーストラリア人男性が「完全に見落としていた定番の日本食」を食べて大感激
麺はすすったほうがおいしい!
蕎麦とあなごの天ぷら、ミニカレーのセット。天ぷらで食べるのははじめてだそうだが、あなご自体は知っていて、以前食べたことがあるそうだ。薬味の入れ方などはMomokaさんのレクチャーを受けながら、好きだというわさびもつゆにしっかり入れて蕎麦をすする。「軽くてさっぱりしてる。食べやすい。胃もたれとは無縁の食べ物だ」「そばの香りがユニークで好き」と高評価。 蕎麦をはじめて食べるにしては、とても器用にすすっているので、「本当に食べるのはじめて?麺のすすり方が完璧(笑)」と目の前で見ているMomokaさんが驚いているのはもちろん、コメント欄でも「この人食べ慣れてない?麺のすすり方上級者すぎる」「啜り方も上手ですよ。 啜った方が香りが鼻に抜けて更に美味しくなるって理解してるんだね! 海外の人は不快に感じる人が多いけど分かってくれてて嬉しいです」「海外の人って啜るの難しそうやけど、当たり前の様に啜るの凄すぎ笑」など、同様の感想が多く見られた。 実はすするのが得意だというキャメロンさん。「オーストラリアではよく文句言われたけど、麺はすすったほうがうまくない?」「オーストラリアでは理解してもらえなかったけど、日本では麵をすすっても誰にも怒られないからうれしい」のだという。 そして、あなごの天ぷらもおいしそうにかぶりつく。サクサクした食感はフィッシュアンドチップスのようで「オーストラリアを思い出す」とキャメロンさん。以前食べたあなごはタレで食べるかば焼きだったようだが、天ぷらも気に入ったようだ。ししとうの天ぷらをひと口食べると、「capsicum(キャプシカム)?」とひと言。Momokaさんは「pepper」と紹介していて、実際それで間違いはないのだが、オーストラリアやニュージーランドではピーマンやパプリカ、唐辛子などのことを「capsicum」と呼ぶらしい。Momokaさんもはじめて聞くようだ。その反応から、「これがオーストラリア英語だったこと忘れてた(笑)」と言いつつ教えてくれる。 はじめての蕎麦を食べたキャメロンさんは、「超シンプルなのにこんなにうまいとは」「最高の作品で、文句をつけるところが一切ない」「つらいことがあったらこれを食べに来よう」と手放しにほめてくれる。蕎麦湯についても、Momokaさんに教わりながらつゆで割り、蕎麦の香りを余すところなく最後まで楽しんでくれた。
フリート編集部